グランドファイヤー（2011年生、母プロフュージョン）

グランドファイヤー（2011年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のセイントアレックス（当時4歳）と交配したプロフュージョンが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、地方34戦4勝2着2回。2013年のウィナーズチャレンジ10に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2013年）

7月17日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のランウェイワルツに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月23日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ10（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のブリージーストームに1馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

11月12日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのヤングチャレンジカップ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

12月24日、中5週で迎えた4戦目は、2歳戦のフロンティアジュベナイル特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

3歳（2014年）

1月14日、中2週で迎えた5戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若水特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

2月11日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のサカメン杯（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい7着に終わった。

3月10日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のパンジー特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後は一杯になって13着に終わった。

6月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、3歳オープンの優駿スプリントトライアル（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の矢車草特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授の闘志でゴールまで頑張り、3着を確保した。

7月6日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のあさがお特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではにじり寄るように前との差を詰めて、最後は2着のリトルカントリーを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

7月29日、中2週で迎えた11戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、盛夏特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい14着に敗れた。

8月22日、中2週で迎えた12戦目は、新涼特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた13戦目は、紫苑特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（6戦1勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、モフモフに交わされて1馬身半差の2着となった。

10月17日、中5週で迎えた14戦目は、川崎中央ライオンズクラブ杯（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた15戦目は、胡桃特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた16戦目は、トパーズ特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

12月19日、中3週で迎えた17戦目は、川崎読売会記念（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（8戦1勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

4歳（2015年）

1月6日、中2週で迎えた18戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、末広特別（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に敗れた。

1月28日、中2週で迎えた19戦目は、昇龍特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（9戦1勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着を確保した。

2月11日、中1週で迎えた20戦目は、早春スプリント（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（10戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

4月1日、中6週で迎えた21戦目は、イースター特別（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（11戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のアッリヴァーレをハナ差振り切って雨下の一戦を制した。

5月11日、中5週で迎えた22戦目は、米海軍友好親善杯（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（12戦2勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

8月21日、約3か月半の休み明けで迎えた23戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、新涼特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、グルームアイランドにアタマ差交わされて2着となった。

9月4日、中1週で迎えた24戦目は、伊勢原市公式キャラクタークルリン記念（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

9月23日、中2週で迎えた25戦目は、秋分の日特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

10月22日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、稲村ヶ崎特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で増田充宏騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

11月16日、中3週で迎えた27戦目は、横須賀製鉄所創設150周年記念（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で増田充宏騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に敗れた。

12月4日、中2週で迎えた28戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のひいらぎ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

5歳（2016年）

4月1日、約4か月の休養明けで迎えた29戦目は、イースター特別（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は増田充宏騎手（5戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

4月14日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた30戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、春風賞（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。10頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた31戦目は、楽天競馬賞（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

5月10日、連闘で迎えた32戦目は、神速賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた33戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、オオタカ賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた34戦目は、迅速賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。