アイアムユウシュン（2021年生、母アイアムネフライト）

アイアムユウシュン（2021年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+優駿」。毛色は栗毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時18歳）と交配したアイアムネフライトが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はまるとみ冨岡牧場。主な勝ち鞍は2023年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

奥平雅士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

7月15日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1150m 雨/稍重）に出走。馬体重は494kg。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るレーザーショーを凄まじい末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月22日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスのなでしこ賞（京都ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、ナスティウェザーに半馬身交わされて2着となった。

11月11日、中2週で迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスのオキザリス賞（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい13着に敗れた。

12月23日、中5週で迎えた4戦目は、2歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3歳（2024年）

1月20日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のオウバイトウリに1馬身半の差をつけて制した。

3月10日、中6週で迎えた6戦目は、3歳オープンの昇竜ステークス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（3戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

3月31日、中2週で迎えた7戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのバイオレットステークス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

6月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラスの清里特別（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（4戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

9月28日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（5戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。