ヨロシオスナ（2018年生、母レッダンゴールド）

ヨロシオスナ（2018年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「よろしいですね(京都弁)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロードアルティマ（当時18歳）と交配したレッダンゴールドが22歳のときに産んだ13番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は田中スタッド。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、田中スタッドから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ルヴァンレーシングによって540万円で落札された。2歳のとき、ルヴァンレーシングから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、によって円で落札された。

角田晃一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

2月20日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったメイショウサトワに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

3月7日、中1週で迎えた2戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入った。

3月28日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で角田大和騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したモズマゾクにクビ差届かず2着に甘んじた。

6月26日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で角田大和騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で角田大和騎手（3戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったインテンスフレイムに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

8月8日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

8月28日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、ビオグラフィアに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月5日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイショウミカワを次元の違う末脚で半馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

4歳（2022年）

5月22日、約8か月半の休養明けで迎えた9戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ブロフェルドにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月12日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は角田大和騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

9月4日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田大和騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

10月2日、中3週で馬体重を前走から26kg絞って迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は角田大河騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

10月23日、中2週で迎えた13戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

12月28日、中8週で迎えた14戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい12着に敗れた。

5歳（2023年）

4月8日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、4歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は角田大和騎手（6戦0勝）。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

2023年4月22日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

11月16日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた16戦目は、長谷部駿弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1 B2（園田ダート1230m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた17戦目は、B1 3歳以上特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷部駿弥騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた18戦目は、JAみのり山田錦杯（園田ダート1870m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長谷部駿弥騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

6歳（2024年）

1月17日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上B1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長谷部駿弥騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた20戦目は、ひょうごの穂々笑実特別（姫路ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で長谷部駿弥騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた21戦目は、早春特別（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で長谷部駿弥騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。