モアザンボーイ（1987年生、母ファインニッセイ）
More than Boy
1987.03.06
モアザンボーイ（1987年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウシヨウボーイ（当時14歳）と交配したファインニッセイが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日西牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方31戦1勝2着6回。主な勝ち鞍は1993年の葉月特別(C5-1)。
経歴
デビュー前
尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1989年）
9月2日、デビュー戦は柴田政人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1000m 雨/不良）に出走。馬体重は466kg。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。
9月17日、中1週で迎えた2戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。
4歳（1991年）
7月6日、約22か月の休み明けで迎えた3戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。
7月20日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。
8月4日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（函館芝1800m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で沢昭典騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。
8月11日、連闘で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（函館芝1000m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で沢昭典騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。
8月24日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の下北半島特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢昭典騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。
9月7日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の湯浜特別（函館芝1200m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で沢昭典騎手（5戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。
10月5日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、菊川正達騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の岩谷特別（福島芝1000m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。
10月26日、中2週で迎えた10戦目は、鈴木寿騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の金華山特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。
11月10日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の摺上特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は菊川正達騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。
5歳（1992年）
4月12日、約5か月の休養明けで迎えた12戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月28日、中1週で迎えた13戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般C1ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月12日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。
6月8日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2ハ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月23日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は白谷正美騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月5日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で白谷正美騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
6歳（1993年）
2月13日、約7か月半の休み明けで迎えた18戦目は、斉藤誠騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。
2月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
3月13日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
3月29日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月14日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月1日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤誠騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月22日、中6週で迎えた24戦目は、田中譲二騎手を鞍上に迎えて、一般C5-6（高知ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったホリノクラウンから1馬身差の2着に敗北した。
7月3日、中1週で迎えた25戦目は、一般C5-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中譲二騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーバンダルから1馬身差の2着となった。
7月25日、中2週で迎えた26戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中譲二騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントサヤジラオからクビ差の2着に甘んじた。
8月12日、中2週で迎えた27戦目は、葉月特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中譲二騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のキヨウエイドンをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。
9月4日、中2週で迎えた28戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で田中譲二騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月27日、中2週で迎えた29戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中譲二騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったシユンオクからクビ差の2着に惜敗した。
10月10日、中1週で迎えた30戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中譲二騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月31日、中2週で迎えた31戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で田中譲二騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったベルウィンからクビ差の2着となった。
11月23日、中2週で迎えた32戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で田中譲二騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月6日、中1週で迎えた33戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で田中譲二騎手（9戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月31日、中3週で迎えた34戦目は、戸梶由則騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7歳（1994年）
1月17日、中1週で迎えた35戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で戸梶由則騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
1月29日、中1週で迎えた36戦目は、一般C4-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中譲二騎手（10戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
2月22日、中2週で迎えた37戦目は、一般C4-6（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中譲二騎手（11戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
3月6日、中1週で迎えた38戦目は、一般C4-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中譲二騎手（12戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったキヨウシンムテキからクビ差の2着となった。
4月11日、中4週で迎えた39戦目は、物部川特別（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中譲二騎手（13戦1勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月4日、中2週で迎えた40戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、端午特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月21日、中1週で迎えた41戦目は、薫風特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月30日、連闘で迎えた42戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。