ブライアンイーグル（1999年生、母パラダイスキッス）
Brian Eagle
1999.06.23
ブライアンイーグル（1999年6月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のサニーブライアン（当時5歳）と交配したパラダイスキッスが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）パラダイス・ファーム。戦績は、地方39戦10勝2着5回。主な勝ち鞍は2002年の3歳。
経歴
デビュー前
内野健二厩舎（浦和）へ入厩。
3歳（2002年）
6月25日、デビュー戦は都平哲也騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は484kg。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカヤドーシュウヒメに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
12月17日、約6か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で都平哲也騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。
4歳（2003年）
1月1日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のアースボーンに2馬身の差をつけて制した。
2月17日、中6週で迎えた4戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は都平哲也騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。
3月14日、中3週で迎えた5戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、抜け出したパーフェクトビジンを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。
4月4日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。
10月15日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた7戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマルスンクィーンに2馬身の差をつけて休み明け初戦を制した。
11月21日、中4週で迎えた8戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田大騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマイティーホープに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする
12月24日、中4週で迎えた9戦目は、一般C2五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡田大騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、ミヤギオーロラにクビ差交わされて2着に甘んじた。
5歳（2004年）
1月29日、中4週で迎えた10戦目は、一般C3二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡田大騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、トゥービーにクビ差交わされて2着に甘んじた。
2月24日、中3週で迎えた11戦目は、一般C3二三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡田大騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。
3月12日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、薮口一麻騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。
8月25日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた13戦目は、一般C3四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡田大騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。
9月9日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（8戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のプラスアルファに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
10月13日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた15戦目は、一般C3二（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（9戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。
11月9日、中3週で迎えた16戦目は、一般C3一（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田大騎手（10戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。
12月2日、中2週で迎えた17戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。
6歳（2005年）
1月13日、中5週で迎えた18戦目は、一般C3四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡田大騎手（11戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のレジェーロをクビ差振り切って勝利を手に入れた。
2月17日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、一般C3三（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（12戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のレジェーロに1馬身の差をつけて制した。
4月15日、中7週で迎えた20戦目は、一般C3一（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（13戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、エクスアートに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。
4月27日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2六（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡田大騎手（14戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフォッシフォンテンを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。
5月18日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2三（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡田大騎手（15戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のニホンピロシュートに2馬身半の差をつけて制した。
6月16日、中3週で迎えた23戦目は、一般C2一（浦和ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で岡田大騎手（16戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。
7月19日、中4週で迎えた24戦目は、一般C2二（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡田大騎手（17戦7勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず3着に敗れた。
8月10日、中2週で迎えた25戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、トワイライトサンクス特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。
8月18日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は岡田大騎手（18戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。
9月11日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2三（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（19戦7勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。
9月27日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2二（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。
10月18日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2三（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は岡田大騎手（20戦7勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、フォアボーダーに交わされて5馬身差の2着となった。
7歳（2006年）
2月10日、約4か月の休み明けで迎えた30戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。
4月7日、中7週で迎えた31戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。
4月28日、中2週で迎えた32戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のビーピーマカーニを半馬身振り切って10勝目を達成した。
6月1日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた33戦目は、一般C2七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡田大騎手（21戦7勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。
7月18日、中6週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた34戦目は、山崎真騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。
7月27日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた35戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡田大騎手（22戦7勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。
8月14日、中2週で迎えた36戦目は、一般C2四五（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（23戦7勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。
9月5日、中2週で迎えた37戦目は、一般C2二三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（24戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。
9月21日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田大騎手（25戦7勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。
10月12日、中2週で迎えた39戦目は、一般C2六七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。