オランジェリー（2011年生、母ツジノローズ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、石田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

玉井等厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2014年）

2月14日、デビュー戦は張田京騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 小雪/重）に出走。馬体重は486kg。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取り、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のシネクワノンに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月18日、中4週で迎えた2戦目は、3歳戦の右真君合格おめでとう（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

5月6日、中6週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

4歳（2015年）

3月5日、約10か月の休養明けで迎えた4戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六七（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のツルノミカドをクビ差振り切って久方ぶりの一戦を物にした。

4月1日、中3週で迎えた5戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九十（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

4月30日、中3週で迎えた6戦目は、一般C2十十一（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では閃光のような末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月10日、中5週で迎えた7戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたドラゴンチャンプ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

7月1日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のイントゥレジェンドに1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

7月23日、中2週で迎えた9戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るフライトパーサーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

9月7日、中6週で迎えた10戦目は、豊年特別（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

10月29日、中6週で迎えた11戦目は、川幅日本一こうのす賞（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るプロセッラを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて制した。

11月17日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1七（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のケイツーエマーに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月14日、中3週で迎えた13戦目は、日高特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（3戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

5歳（2016年）

1月3日、中2週で迎えた14戦目は、宝船特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイネルプレセンテを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて7勝目を掴み取った。

1月26日、中2週で迎えた15戦目は、王者の眼差し賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

5月25日、約4か月の休養明けで迎えた16戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、草笛特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた17戦目は、鴫立庵特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見せ場なく13着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1五（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた19戦目は、地獄星人「ヒッポリト星人」杯（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマニンバリトンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて8勝目をゲットした。

8月24日、中3週で迎えた20戦目は、サザンクロス特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（5戦2勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた21戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、大山詣り日本遺産認定記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したストリークライトにアタマ差届かず2着となった。

10月3日、中2週で迎えた22戦目は、しずおか爽秋特別（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

11月4日、中4週で迎えた23戦目は、霜月特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したミッキーボクサーを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

12月16日、中5週で迎えた24戦目は、川崎読売会記念（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

6歳（2017年）

1月2日、中1週で迎えた25戦目は、14th ゴールデンホース賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したサピドを差し切れず、1馬身差の2着となった。

6月15日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた26戦目は、つゆくさ賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（6戦2勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた27戦目は、湘南ひらつか七夕記念（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

10月13日、約3か月半の休養明けで迎えた28戦目は、川崎市議会議員川崎区選挙区補欠選挙記念（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（4戦3勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線に入ると、前で粘るダイリュウハヤテを驚異的な末脚で3/4馬身差し切って雨下の激闘を制した。

11月8日、中3週で迎えた29戦目は、胡桃特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（5戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、伸びてきたトーアチチカカ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

7歳（2018年）

4月3日、約5か月の休養明けで迎えた30戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、桜草特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

5月15日、中5週で迎えた31戦目は、薫風特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（8戦2勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

6月15日、中3週で迎えた32戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、大磯海水浴場特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた33戦目は、湘南ひらつか七夕記念（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、オーゴンボルトにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

7月22日、中2週で迎えた34戦目は、悪質宇宙人メフィラス店長杯（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったトキノシップーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月14日、中7週で迎えた35戦目は、ラゾーナ川崎プラザソル記念（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったミルトシャトルに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月28日、中1週で迎えた36戦目は、金木犀特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

10月18日、中2週で迎えた37戦目は、秋の福島@地元の名産品フェア開催記念（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。