ヘッドサクセッサー（2009年生、母オーソードレッシイ）

ヘッドサクセッサー（2009年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「後継者代表」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時10歳）と交配したオーソードレッシイが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝2着2回、地方31戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2013年の除月賞(一般C1 C2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台コーポレーション白老ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、石瀬浩三によって945万円で落札された。

須貝尚介厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

9月4日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は492kg。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月2日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、N.ピンナ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

10月23日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたコウエイチャンス決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

11月5日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸びを見せたが、勝ったジョウノバッカスにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

3歳（2012年）

10月30日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、高清四代目・将斗おすすめ鉄板焼そば賞（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

12月5日、中4週で迎えた6戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた7戦目は、シンフォニー特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

4歳（2013年）

1月8日、中2週で迎えた8戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、笑初賞（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮戦したが、勝ったダイワセインツにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

2月7日、中3週で迎えた9戦目は、寒明け賞（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったダイリンウィークに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月14日、中4週で迎えた10戦目は、啓蟄賞（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた11戦目は、春興賞（船橋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた12戦目は、春眠特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月17日、中8週で迎えた13戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、夕蛍賞（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

10月31日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、小春日賞（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（4戦0勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

11月19日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた15戦目は、桔梗特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったケイティードラゴンに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月6日、中1週で迎えた16戦目は、除月賞（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（6戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のゴールドグローバルに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月19日、中1週で迎えた17戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、ジングルベル特別（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

5歳（2014年）

1月9日、中2週で迎えた18戦目は、笑初賞（船橋ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

1月15日、連闘で迎えた19戦目は、水仙特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

1月28日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、ヴィクトリーチャレンジ（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた21戦目は、寒明け賞（船橋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（7戦1勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

3月20日、中4週で迎えた22戦目は、啓蟄賞（船橋ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（8戦1勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた23戦目は、春興賞（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（9戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

4月21日、中1週で迎えた24戦目は、新緑特別（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（10戦1勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入った。

5月6日、中1週で迎えた25戦目は、江川伸幸騎手を鞍上に迎えて、豊四季賞（船橋ダート1800m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた26戦目は、緑陰特別（川崎ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

6月19日、中3週で迎えた27戦目は、荷風特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（11戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したガリャルダにハナ差届かず2着となった。

7月3日、中1週で迎えた28戦目は、岩清水賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（12戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた29戦目は、ビーチサイド特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（13戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

12月5日、約4か月半の休み明けで迎えた30戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、除月賞（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

12月11日、連闘で迎えた31戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、南天特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6歳（2015年）

1月14日、中4週で迎えた32戦目は、笑初賞（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

2月12日、中3週で迎えた33戦目は、寒明け賞（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1五（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3月9日、連闘で迎えた35戦目は、アクアマリン賞（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。