アドマイヤセレッソ（2001年生、母スターアドマイヤ）

アドマイヤセレッソ（2001年5月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋桜（西）」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラローレル（当時10歳）と交配したスターアドマイヤが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方24戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年のタヤスツヨシ賞(一般C3-2)。

経歴

デビュー前

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

3月21日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。

4月11日、中2週で馬体重を前走から28kg減らして迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

6月26日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg戻して迎えた3戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

7月25日、中3週で迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 曇/良）に出走。17頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

8月29日、中4週で迎えた5戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた6戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

12月12日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2005年）

1月8日、中3週で迎えた8戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月26日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D4-4（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラボーカイザーからクビ差の2着に甘んじた。

5月11日、中1週で迎えた10戦目は、一般D4-3（札幌(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた11戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D4-3（札幌(地)ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のグリフィンに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月8日、中1週で迎えた12戦目は、一般D4-1（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアジアノヨアケをハナ差制して優勝

6月21日、中1週で迎えた13戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、石狩特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた14戦目は、プルート特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャプテンジーコからアタマ差の2着に甘んじた。

7月19日、中1週で迎えた15戦目は、フェクダ特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月16日、中3週で迎えた16戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般D2-3（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2006年）

4月20日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた17戦目は、一般D2-1（門別ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月11日、中2週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた18戦目は、えぞ松特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた19戦目は、一般D2-1（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた20戦目は、一般D1-2（札幌(地)ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた21戦目は、一般D1-3（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るミナミバリューを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目を収める

7月4日、中1週で迎えた22戦目は、ケフェウス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂下秀樹騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月13日、連闘で迎えた23戦目は、竹内仁志騎手を鞍上に迎えて、オメガ特別（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後はペースメーカーと並んで2着同着となった。

7月27日、中1週で迎えた24戦目は、AIR-G’特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（8戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた25戦目は、帯広バーベキュー祭り特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は竹内仁志騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のフレアリングラヴに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月5日、中3週で迎えた26戦目は、あいべつきのこの里フェスティバル特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹内仁志騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた27戦目は、アルゴル特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（9戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた28戦目は、タヤスツヨシ賞（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は竹内仁志騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のグリンタをクビ差制して5勝目を奪取した。

10月24日、中2週で迎えた29戦目は、三石町・静内町合併記念特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹内仁志騎手（4戦2勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。でレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

11月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、ホッカイドウ競馬三石ファンクラブ特別（札幌(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で竹内仁志騎手（5戦2勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。