ランデックナイト（2012年生、母フリードリームズ）

ランデックナイト（2012年1月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時9歳）と交配したフリードリームズが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、地方19戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2014年の2歳C1一。

経歴

デビュー前

村上実厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2014年）

6月8日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ラブディーバにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

9月7日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、2歳地方重賞のビギナーズカップ（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

11月16日、中9週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の南部駒賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた4戦目は、2歳C1一（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のチェリーマーシャルに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2015年）

1月2日、中3週で迎えた5戦目は、3歳B1（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦1勝）。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は減速してしまい4着に敗れた。

3月28日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳B2一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、ミチノクワンコソバに交わされて1馬身半差の2着となった。

4月19日、中2週で迎えた7戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月2日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた8戦目は、3歳戦の震災復興子ども達に夢と笑顔を（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦の秋田場外開設記念雄物川賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で村上忍騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

6月28日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦のジョージア賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で村上忍騎手（9戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は減速してしまい6着に終わった。

9月13日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から23kg増やして迎えた11戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で村上忍騎手（10戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカンヌを上がり1位タイの末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を手中に収めた。

9月28日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で村上忍騎手（11戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったクラウンエンジェルに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月12日、中1週で迎えた13戦目は、岩手スバルレガシィ杯（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で村上忍騎手（12戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた14戦目は、キリン一番搾り生ビール賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で村上忍騎手（13戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1十一（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で村上忍騎手（14戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイトシイコイビトに7馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月21日、中1週で迎えた16戦目は、希望郷いわて国体開催記念八幡平市賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で村上忍騎手（15戦3勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1六（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で村上忍騎手（16戦3勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は18戦連続で村上忍騎手（17戦3勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

12月30日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は19戦連続で村上忍騎手（18戦3勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。