ドゥスマイル（2003年生、母ミスアヴェニュー）

ドゥスマイル（2003年3月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「笑えんで」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時5歳）と交配したミスアヴェニューが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は本田武雄。戦績は、中央平地6戦0勝、地方20戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の一般C18。

経歴

デビュー前

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

6月24日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では目立つような脚を使えず16着に敗れた。

8月6日、中5週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では末脚が冴えず17着に敗れた。

4歳（2007年）

4月25日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた3戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C22（荒尾ダート950m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月13日、中2週で迎えた4戦目は、一般C23（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた5戦目は、一般C23（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったエアートライブから4馬身差の2着に敗北した。

6月12日、中1週で迎えた6戦目は、一般C22（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（3戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のコニーフォンテンに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月27日、中1週で迎えた7戦目は、一般C20（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で牧野孝光騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた8戦目は、一般C22（荒尾ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で牧野孝光騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた9戦目は、一般C20（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で牧野孝光騎手（6戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のゲイリーメビウスに約12馬身の大差をつけて2勝目を手中に収めた。

9月18日、中7週で迎えた10戦目は、一般C18（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で牧野孝光騎手（7戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーテンビに5馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

10月13日、中3週で迎えた11戦目は、一般C14（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で牧野孝光騎手（8戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた12戦目は、一般C15（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で牧野孝光騎手（9戦3勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた13戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C14（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた14戦目は、一般C18（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（10戦3勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた15戦目は、シクラメン特設（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（11戦3勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた16戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、一般C17（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（2008年）

2月27日、中7週で迎えた17戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、一般C27（荒尾ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムビックイに3/4馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

3月12日、中1週で迎えた18戦目は、一般C21（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた19戦目は、一般C22（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクルーラーをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

4月22日、中2週で迎えた20戦目は、一般C13（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩永千明騎手（3戦2勝）。5頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のルレーヴに1馬身の差をつけて6勝目をつかんだ。

5月10日、中2週で迎えた21戦目は、一般C14（荒尾ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（12戦3勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた22戦目は、一般C15（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（4戦3勝）。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったファインパレスから1馬身半差の2着となった。

6歳（2009年）

3月29日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた23戦目は、大下智騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手が足りず15着に終わった。

5月23日、中7週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた24戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の米山特別（新潟芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

8月8日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた25戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい18着に終わった。

11月14日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた26戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の五色沼特別（福島芝1200m 曇/重）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず15着に終わった。