ニシオアサティス（2000年生、母シービースキット）

ニシオアサティス（2000年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名」。毛色は鹿毛。種牡馬のアサティス（当時15歳）と交配したシービースキットが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はヒサイファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方27戦6勝2着7回。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上A2。

経歴

デビュー前

鹿戸明厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

9月28日、デビュー戦は佐久間寛志騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は466kg。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

11月1日、中4週で迎えた2戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では見せ場を作れず17着に終わった。

4歳（2004年）

1月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から17kg増やして迎えた3戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上C1-3（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエイユーエアメールを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

3月12日、中1週で迎えた6戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C9-3（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るビコービクトリーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月26日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C6-3（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るトーセンザサンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月13日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上C4-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンワードプラズマに3馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

4月29日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブルーファンタジアを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5月11日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上B3-2（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた11戦目は、山崎さつき特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（4戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサンユウバッフィを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

6月9日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上B2-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線に入ると、前で粘るアマビリータを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

6月24日、中1週で迎えた13戦目は、生月特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハニーガーデンを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

7月8日、中1週で迎えた14戦目は、京都畜産特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた15戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A3-2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミッキーゴングを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月17日、中3週で迎えた16戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A3-2（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた17戦目は、香寺荘竹取の湯特別（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月24日、中2週で迎えた18戦目は、さんだ”有馬富士”特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた19戦目は、キリン一番搾りカップ（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のデミタスを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

10月21日、中1週で迎えた20戦目は、波賀町メイプルタウン特別（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は田中学騎手（5戦3勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた21戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、ゴールドエッグ賞（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上A2-2（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は田中学騎手（6戦3勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

12月2日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上A2-1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（7戦3勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したニューシーストリーを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

12月23日、中2週で迎えた24戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したムテッポウを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

5歳（2005年）

1月20日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上A1-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（8戦3勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

2月17日、中3週で迎えた26戦目は、兵庫馬事畜産特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

3月16日、中3週で迎えた27戦目は、4歳以上A2（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキーファクターに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

4月13日、中3週で迎えた28戦目は、4歳以上A2-1（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

8月11日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた29戦目は、近畿コカ・コーラ杯（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。