ビービーディーン（2018年生、母スイートブレナム）

ビービーディーン（2018年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は栗毛。種牡馬のラブリーデイ（当時8歳）と交配したスイートブレナムが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシンボリ牧場。主な勝ち鞍は2021年の☆纏☆祝九歳お誕生日記念(一般C2十)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、シンボリ牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、B.Bレーシングによって453.6万円で落札された。

野中賢二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

2月6日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

5月29日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

7月3日、中4週で迎えた3戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

8月3日、中3週で迎えた4戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、安平町「馬歯酒」賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた5戦目は、一般C4-5（門別ダート1000m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月10日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた7戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、☆纏☆祝九歳お誕生日記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のリアルヴィジョンに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月9日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2六（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、グローリアステラに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

12月7日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2七（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2六（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で葛山晃平騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のデルマラカンに1馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

4歳（2022年）

3月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、アクアマリン特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で葛山晃平騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた13戦目は、小寺雅之さんご退職記念（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で葛山晃平騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったカルチャーバリューにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

4月12日、中1週で迎えた14戦目は、あんず特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で葛山晃平騎手（7戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したカトリーヌエミューに3/4馬身届かず2着に敗北した。

5月17日、中4週で迎えた15戦目は、一般C2三（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で葛山晃平騎手（8戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマイネルリボーンに2馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

5月24日、連闘で迎えた16戦目は、一般C1三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で葛山晃平騎手（9戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1六（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で葛山晃平騎手（10戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1四（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で葛山晃平騎手（11戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた19戦目は、7.10みんな投票しま賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で葛山晃平騎手（12戦3勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったフィリアーノに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

7月19日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1二（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で葛山晃平騎手（13戦3勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

8月14日、中3週で迎えた21戦目は、冨木八朔祭礼賞（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は15戦連続で葛山晃平騎手（14戦3勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた22戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るハローグッバイを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月19日、中2週で迎えた23戦目は、屋烏之愛。栄沢看護師長を皆デたたLゾ記念（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（15戦3勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

11月13日、中7週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた24戦目は、アンスリウム賞（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（16戦3勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

12月12日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた25戦目は、塚本弘隆騎手を鞍上に迎えて、一般B2八（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

12月22日、中0週で迎えた26戦目は、ゆず湯特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本弘隆騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

5歳（2023年）

3月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた27戦目は、一般B2五（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本弘隆騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた28戦目は、兼子千央騎手を鞍上に迎えて、一般B2九（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。