ノブヘンドリックス（2018年生、母ワタシマッテルワ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、中島牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、前田亘輝によって475.2万円で落札された。

2歳（2020年）

7月27日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は459kg。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

11月26日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた2戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のドゥーノットルースに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2021年）

5月12日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

8月10日、中9週で迎えた5戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のツインサマー特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

8月30日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、3歳オープンの芙蓉賞（川崎ダート2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、超スローペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

10月18日、中6週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた8戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて、最後は2着のシントートラノスケに1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

11月22日、中4週で迎えた9戦目は、埼玉県養蜂協会長賞（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

4歳（2022年）

5月30日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた10戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では稟性の負けん性を発揮してゴールまでタレずに走り切り、3着を確保した。

6月14日、中1週で迎えた11戦目は、金連花賞（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた12戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、ウラワール&うまたせ!コラボ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月31日、中8週で迎えた13戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったルージュカプリスをハナ差捉え切れず2着に甘んじた。

9月21日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2四（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモモドリームに8馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

10月20日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、ブランド野菜みよし野菜賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西啓太騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで懸命に走り抜いたが、アルティスタエースに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

5歳（2023年）

2月15日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg絞って迎えた16戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、ソプラヴェステにハナ差交わされて2着に甘んじた。

3月21日、中4週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた17戦目は、一般C2四（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本直哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

4月12日、中2週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた18戦目は、馬い!熊本菊池のごぼう記念（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のポテンシャルリアルに2馬身半の差をつけて4勝目を挙げた。

4月24日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた19戦目は、一般C1六七（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のバトルオサンナに7馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

6月30日、中9週で迎えた20戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、雲取山特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1五（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトラックヤローをクビ差だけ差し切って6勝目を掴み取った。

9月22日、中9週で迎えた22戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、東京トゥインクルファンファーレ浦和賞（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

10月16日、中2週で迎えた23戦目は、秋陽特別（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（5戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったコスモルージュに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月9日、中2週で迎えた24戦目は、バーボン賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（6戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のキョウエイパラストに1馬身半の差をつけて7勝目を手中に収めた。

6歳（2024年）

3月14日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた25戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、セイモア賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。