ヒロペニトレイト（1998年生、母ヒロポリシー）

ヒロペニトレイト（1998年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラチトセオー（当時8歳）と交配したヒロポリシーが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）勝川牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着2回、地方27戦0勝2着3回。2001年の長月特別で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

9月9日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた2戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り曇/良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

11月19日、中7週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

3歳（2001年）

5月12日、約6か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は高橋智大騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

5月21日、連闘で迎えた5戦目は、3歳戦のフレンドリートロフィー（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は吉田豊騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露したが、3着に終わった。

6月16日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず3着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったトムパレードに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

9月9日、中7週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪い、息の入らないペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた10戦目は、3歳オープンの長月特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったニホンカイレッドから9馬身差の2着に敗北した。

10月6日、中1週で迎えた11戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったスターペスシンタにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

10月14日、連闘で迎えた12戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

4歳（2002年）

4月20日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた13戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったベターミストラルからハナ差の2着となった。

5月6日、中1週で迎えた14戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったジャパンカラーから2馬身半差の2着に敗北した。

5月18日、中1週で迎えた15戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後はウエブスターと並んで4着同着となった。

6月16日、中3週で迎えた16戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月29日、中5週で迎えた17戦目は、千葉優騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた18戦目は、一般B1（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉優騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月8日、中2週で迎えた19戦目は、菅原雅文騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた20戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた21戦目は、一般B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた22戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、ホテル志戸平特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月17日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた23戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた24戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は千葉優騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた25戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート1400m 小雪/良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（2003年）

1月4日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月12日、連闘で迎えた27戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月14日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた28戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は千葉優騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた29戦目は、渡辺正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月26日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた31戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月22日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた32戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月31日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。