ジャパンカラー（1997年生、母グランドトリン）

ジャパンカラー（1997年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のミスターシービー（当時17歳）と交配したグランドトリンが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）まるとみ冨岡牧場。戦績は、中央平地13戦0勝、地方19戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年のディセンバーカップ(一般B1)。

経歴

デビュー前

蛯名信広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

7月8日、デビュー戦は鹿戸雄一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/不良）に出走。馬体重は494kg。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月22日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

8月27日、中2週で迎えた4戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

10月7日、中5週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

4歳（2001年）

6月17日、約7か月半の休養明けで迎えた7戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の湯川特別（函館芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

6月23日、連闘で迎えた8戦目は、3歳以上500万下の横津岳特別（函館芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

7月15日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下の八甲田山特別（函館芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（函館芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月1日、中4週で迎えた11戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の新津特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

10月6日、中4週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下の月山特別（新潟芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

10月28日、中2週で迎えた13戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の霊山特別（福島芝2000m 雨/良）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

5歳（2002年）

4月6日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた14戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったリキアイリアルオーからクビ差の2着に惜敗した。

4月22日、中1週で迎えた15戦目は、五葉山賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた16戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロペニトレイトに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月30日、中7週で迎えた17戦目は、一般B1（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木忍騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木忍騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木忍騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアスワンスペシャルからクビ差の2着となった。

10月19日、中1週で迎えた20戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木忍騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったレオジュリアンからクビ差の2着に甘んじた。

11月4日、中1週で迎えた21戦目は、長栄館特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木忍騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた22戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 小雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で佐々木忍騎手（8戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンクリスタルから3/4馬身差の2着となった。

12月1日、中1週で迎えた23戦目は、一般B1（水沢ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で佐々木忍騎手（9戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアイスハーケンをクビ差制して2勝目を収める

12月14日、中1週で迎えた24戦目は、ディセンバーカップ（水沢ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で佐々木忍騎手（10戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のサカモトサンデーをクビ差制して3勝目を手中に収めた。

12月31日、中1週で迎えた25戦目は、一般A2（水沢ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で佐々木忍騎手（11戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマルゴミランをクビ差制して制した。

6歳（2003年）

1月5日、連闘で迎えた26戦目は、六華賞（水沢ダート2000m 雪/不良）に出走。鞍上は13戦連続で佐々木忍騎手（12戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月12日、約3か月の休み明けで迎えた27戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で佐々木忍騎手（13戦4勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた28戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で佐々木忍騎手（14戦4勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた29戦目は、一般A2（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で佐々木忍騎手（15戦4勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月14日、約3か月半の休養明けで迎えた30戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、一般A2（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

9月23日、中5週で迎えた31戦目は、プロキオン賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（16戦4勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始13番手を追走。直線では全く伸びず14着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた32戦目は、一般A2（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（17戦4勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。