コスモディクシー（2011年生、母プラウドディクシー）

コスモディクシー（2011年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアルカセット（当時11歳）と交配したプラウドディクシーが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（株）ミリオンファーム。戦績は、中央平地14戦1勝、地方10戦0勝。主な勝ち鞍は2013年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、マオジャパンから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって357万円で落札された。

中野栄治厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

6月23日、デビュー戦は嶋田純次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた2戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

8月3日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のウェーブゴールドをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

9月7日、中2週で迎えた5戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のアスター賞（中山芝1800m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

12月7日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、2歳500万下のエリカ賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

3歳（2014年）

1月6日、中3週で迎えた7戦目は、3歳500万下の寒竹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（2戦1勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた8戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の若竹賞（中山芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

3月16日、中6週で迎えた9戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた10戦目は、3歳500万下（中山芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（3戦1勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた11戦目は、3歳500万下の山藤賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

5月17日、中3週で迎えた12戦目は、3歳500万下の夏木立賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。

8月17日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた14戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の燕特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた15戦目は、ファビィサドル特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は柴田大知騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が冴えず最後はゴールデンジャガーと並んで11着同着となった。

10月25日、中3週で迎えた16戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、錦秋特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた17戦目は、水仙特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた18戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、初冬特別（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた19戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、クリスマスキャロル賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

4歳（2015年）

1月4日、中1週で迎えた20戦目は、千両賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた21戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B3（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた22戦目は、楽天競馬杯（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた23戦目は、陽春賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた24戦目は、グッドラックカップ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。