プレザンサプライズ（2007年生、母Bella Vitessa）

Present Surprise

2007.04.08

プレザンサプライズ（2007年4月8日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「贈り物（仏）＋驚き」。毛色は鹿毛。種牡馬のShamardal（当時5歳）と交配したBella Vitessaが16歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地7戦0勝、地方6戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の一般C21。

経歴

デビュー前

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

7月5日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に敗れた。

3歳（2010年）

1月5日、約6か月の休養明けで迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

2月2日、中3週で迎えた3戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイト水仙特別（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

3月7日、中4週で迎えた4戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 雨/不良）に出走。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

12月20日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた5戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトーホウジェットに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月29日、連闘で迎えた6戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、森島貴之騎手誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、クイポに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

4歳（2011年）

1月12日、中1週で迎えた7戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るゴールデンブレットを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

3月19日、中8週で迎えた8戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

5月5日、中6週で迎えた9戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、アルビレオ特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は一杯になって6着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた10戦目は、ミランダ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて10着に終わった。

8月21日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

12月25日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた12戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

5歳（2012年）

1月29日、中4週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で西村太一騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。