ダンツクイック（2006年生、母プレシャスキャット）

ダンツクイック（2006年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋速い」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスキャターザゴールド（当時9歳）と交配したプレシャスキャットが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方46戦9勝2着10回。主な勝ち鞍は2009年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、山元哲二によって997.5万円で落札された。

鈴木勝美厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

4月18日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。馬体重は518kg。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚が冴えず15着に終わった。

5月23日、中4週で迎えた2戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダンツブロケードを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月6日、中1週で迎えた3戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカシノノーマーシーに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月21日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のミルキークォーツを半馬身振り切ってファンの高評価に応えた。

7月4日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したロックバニヤンを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月19日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で新原健伸騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイネルセラフィムに4馬身の差をつけて3勝目を手にした。

9月5日、中6週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で新原健伸騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したディープブレーンを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で新原健伸騎手（5戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアインスキーに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月10日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で新原健伸騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で新原健伸騎手（7戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

10月31日、連闘で迎えた11戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で新原健伸騎手（8戦4勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C1-9（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で新原健伸騎手（9戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

11月22日、連闘で迎えた13戦目は、エトワールカップ（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で新原健伸騎手（10戦4勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C1-9（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は下條知之騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のプリティファイナルをアタマ差振り切って5勝目を手にした。

12月26日、中2週で迎えた15戦目は、長崎街道境原宿賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は新原健伸騎手（11戦4勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のロックバニヤンに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（2010年）

1月10日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（12戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のロードストーンに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

1月24日、中1週で迎えた17戦目は、グレイトフルカップ（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（13戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したローテコスミオンを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

4月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で新原健伸騎手（14戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で新原健伸騎手（15戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアフリートカラーを途轍もない末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて制した。

5月16日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で新原健伸騎手（16戦7勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアビンニャーを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

5月29日、中1週で迎えた21戦目は、初夏特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で新原健伸騎手（17戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月20日、中6週で迎えた22戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の武甲山特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったフリオペガサスに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月2日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1六（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したトーセンラフィットにハナ差届かず2着に甘んじた。

8月17日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

9月7日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に敗れた。

9月30日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で水野貴史騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

10月14日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた28戦目は、一般C1三四（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた29戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、彩の国地鶏タマシャモ賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

12月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、一般C1三四（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

12月21日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた31戦目は、一般C1四（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

5歳（2011年）

1月4日、中1週で迎えた32戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、初詣特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったスパークキャンドルに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

1月11日、連闘で迎えた33戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、ひな人形のふるさと鴻巣賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた34戦目は、養老の会・澤田朋之記念（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月25日、約3か月の休養明けで迎えた35戦目は、一般C1九（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

5月3日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた36戦目は、一般C1四五（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

5月30日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた37戦目は、一般C1八（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（6戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

7月6日、中2週で迎えた39戦目は、天の川特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（7戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したクロススピードにクビ差届かず2着となった。

7月19日、中1週で迎えた40戦目は、ハンデ戦の武甲山特別（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（8戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、抜け出したカラーレストパーズにアタマ差届かず2着に甘んじた。

8月5日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1四（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（9戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

9月8日、中4週で迎えた42戦目は、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（10戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた43戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（11戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

10月20日、中3週で迎えた44戦目は、一般C1六（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（12戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったパーシモンアローに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月2日、中1週で迎えた45戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では非凡な末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

11月21日、中2週で迎えた46戦目は、落葉特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた47戦目は、除月賞（船橋ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（13戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。