ショウナンアサヒ（1999年生、母ウイルヤングウィン）

Shonan Asahi

1999.02.14

ショウナンアサヒ（1999年2月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のタマモクロス（当時15歳）と交配したウイルヤングウィンが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は天羽 禮治。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回、地方18戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2004年のコーヒーマート賞(一般C2 11)。

経歴

デビュー前

藤原辰雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

8月4日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は410kg。13頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

3歳（2002年）

4月28日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた2戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

5月25日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2300m 晴/良）に出走。17頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

6月30日、中4週で迎えた4戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（1戦0勝）。17頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったエイユージュエリーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

8月11日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で土谷智紀騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で土谷智紀騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

11月26日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた8戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳A3（上山ダート1500m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2003年）

4月21日、約5か月の休養明けで迎えた9戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のエクセレントケンをアタマ差制して待望の初白星を挙げた。

5月24日、中4週で迎えた10戦目は、牝馬限定戦の南昌山特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた11戦目は、第47歳勝敏記念（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋元耕成騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラセイザンから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月22日、連闘で迎えた12戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルハチシャイアーから1馬身半差の2着に敗北した。

7月8日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2イ（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は秋元耕成騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月14日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2イ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（4戦1勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた15戦目は、山岸巌 古希祝記念（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で秋元耕成騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフレイヤに1馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

8月16日、中2週で迎えた16戦目は、ぐれいどわん（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で秋元耕成騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月24日、連闘で迎えた17戦目は、一般C1ロ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で秋元耕成騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月23日、中3週で迎えた18戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で秋元耕成騎手（8戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で秋元耕成騎手（9戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月8日、中4週で馬体重を前走から21kg減らして迎えた20戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下の檜原湖特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

12月7日、中3週で迎えた21戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2500m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた22戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2500m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい9着に終わった。

5歳（2004年）

1月31日、中4週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下の紫川特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

4月11日、中9週で迎えた24戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、コーヒーマート賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るユタカバクシンオーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月5日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2-9（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したビコールシファーを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

5月25日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2-9（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアイムプラウドにねじ伏せられてハナ差の2着に惜敗した。

6月8日、中1週で迎えた27戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2-5（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

7月5日、連闘で迎えた29戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、一般C2-8（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。