エクセレントケン（1998年生、母リリースミー）

エクセレントケン（1998年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のパラダイスクリーク（当時9歳）と交配したリリースミーが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）タイヘイ牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害5戦0勝、地方35戦8勝2着11回。主な勝ち鞍は2002年の一般C4ハ。

経歴

デビュー前

山崎彰義厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

6月10日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

6月30日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

7月21日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

8月25日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴広騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴広騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。先手を取り、息の入らないペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

10月14日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で水野貴広騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

11月23日、中5週で迎えた7戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、3歳C（新潟(地)ダート1000m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったブレーンズから3/4馬身差の2着に敗北した。

12月5日、中1週で迎えた8戦目は、ハンデ戦の3歳B（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月15日、中0週で迎えた9戦目は、3歳B1（新潟(地)ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B3（新潟(地)ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で榎伸彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクフリーダムに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2002年）

4月16日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般C6ニ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカノキセキオーから半馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中1週で迎えた12戦目は、山寺特別（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた13戦目は、一般C5ニ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のケイアイバクシンオに7馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

6月2日、中1週で迎えた14戦目は、上山麒麟特別（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた15戦目は、一般C5ロ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小国博行騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた16戦目は、一般C5ロ（上山ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小国博行騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノファラオからハナ差の2着に甘んじた。

7月14日、中1週で迎えた17戦目は、一般C5（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で小国博行騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったオースミシャトウから1馬身差の2着となった。

7月28日、中1週で迎えた18戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般C5イ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノファラオをクビ差制して3勝目をマークした。

8月15日、中2週で迎えた19戦目は、青葉城特別（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は小国博行騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったオースミシャトウから3/4馬身差の2着に敗北した。

9月1日、中1週で迎えた20戦目は、ニットー商事杯（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月1日、中3週で迎えた21戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C4ハ（上山ダート1300m 雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のナリタプロテクターをクビ差制して優勝

10月14日、中1週で迎えた22戦目は、一般C4（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた23戦目は、一般C4ハ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は小国博行騎手（8戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤビホーオーに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月11日、中1週で迎えた24戦目は、一般C4イ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた25戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般C4（上山ダート1500m 小雨/重）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた26戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、ノーザンホースパーク記念以上山温泉郷特別（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。

5歳（2003年）

4月21日、約4か月半の休養明けで迎えた27戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は小国博行騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったショウナンアサヒからアタマ差の2着に甘んじた。

4月29日、連闘で迎えた28戦目は、一般C3イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（10戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた29戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラセイザンから1馬身半差の2着となった。

5月25日、連闘で迎えた30戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（5戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシュアリーサクセスに3馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

6月15日、中2週で迎えた31戦目は、サクラマス特別（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（6戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた32戦目は、えんちゃん2歳誕生日記念（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったグロウシェイドから2馬身差の2着に敗北した。

7月6日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（11戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエドノマックから5馬身差の2着となった。

7月28日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2イ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（8戦2勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンマイラーから半馬身差の2着となった。

8月16日、中2週で迎えた35戦目は、ぐれいどわん（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は小国博行騎手（12戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月24日、連闘で迎えた36戦目は、ポンコツ野郎Aチーム記念（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（13戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（9戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2イ（上山ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（10戦2勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（14戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のトウホーサクラに5馬身の差をつけて7勝目を手中に収めた。

10月19日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（15戦3勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノエイムから3馬身差の2着となった。

11月4日、中1週で迎えた41戦目は、友佳、新しき船出記念（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（16戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシロヤマフェザントに8馬身の差をつけて8勝目をゲットした。

12月28日、中7週で迎えた42戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後はタレてしまい16着に終わった。

6歳（2004年）

1月24日、中3週で迎えた43戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた44戦目は、菊池憲太騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 小雨）に出走。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた45戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で菊池憲太騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月4日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた46戦目は、鈴木慶太騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に57kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた47戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は菊池憲太騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。13着に終わった。