マイネフレア（2006年生、母ロージーズシスター）

マイネフレア（2006年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ゆらゆら燃える」。毛色は鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時21歳）と交配したロージーズシスターが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）松浦牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方31戦7勝2着5回。主な勝ち鞍は2010年の日高こんぶ特別(一般C1-1)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松浦牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって1,585.5万円で落札された。

ラフィアンターフマンクラブにて総額2,500万円（25万×100口）で一口馬主が募集された。

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

10月11日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

11月1日、中2週で迎えた2戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で17番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、6着に入り込んだ。

11月15日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は浜中俊騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

3歳（2009年）

6月20日、約7か月の休養明けで迎えた4戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

8月12日、中7週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般D2-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ロードオブペガサスに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月1日、中2週で迎えた6戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、優駿浪漫街道賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた7戦目は、一般D2-2（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のジューンブライドをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

9月30日、中1週で迎えた8戦目は、一般D1-1（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のアルダレスをクビ差振り切って2勝目をつかんだ。

10月14日、中1週で迎えた9戦目は、ヒダカゴヨウマツ特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた10戦目は、JA共済3Q（サンキュー）カップ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた11戦目は、りんどう特別（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るウィローパドックを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って3勝目をゲットした。

11月19日、連闘で迎えた12戦目は、サッポロオフの贅沢特別（門別ダート1800m 雪/重）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のテイクザラブに1馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

4歳（2010年）

5月5日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の赤レンガ記念（門別ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

5月19日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた14戦目は、八重桜特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（7戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったビコーオラクルにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

6月10日、中2週で迎えた15戦目は、Aiba静内祭特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた16戦目は、タイムパラドックス賞（門別ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（9戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、アグネスフォーカスに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

7月7日、中1週で迎えた17戦目は、黒ラベルHOKKAIDO競馬缶特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（10戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったカリキュレイターにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

8月4日、中3週で迎えた18戦目は、スクリーンヒーロー賞（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（11戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトレジャーゲッターに4馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

9月7日、中4週で迎えた19戦目は、平取義経特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（12戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた20戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、鵡川カネダイ大野シシャモ特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

9月30日、連闘で迎えた21戦目は、日高こんぶ特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るサントアスコットを3/4馬身差し切って勝利を手に入れた。

10月19日、中2週で迎えた22戦目は、室蘭カレーラーメン特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（13戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、勝ったゴルトブリッツに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

11月2日、中1週で迎えた23戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、鵡川ししゃも特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた24戦目は、北海道産米「ゆめぴりか」特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（14戦5勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

5歳（2011年）

4月29日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた25戦目は、門別町農業協同組合特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた26戦目は、サンライズペガサス賞（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

9月20日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg戻して迎えた27戦目は、一般C1-1（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（15戦5勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1-1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（16戦5勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

10月11日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた29戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、よい食笑味ちゃん特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた30戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、リンカーン賞（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

12月24日、中8週で迎えた31戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、ディセンバー特選（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

6歳（2012年）

1月3日、中0週で迎えた32戦目は、頌春賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

1月14日、中1週で迎えた33戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオペラサウンドを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて7勝目をつかんだ。

2月11日、中3週で迎えた34戦目は、つばき賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。