アルダレス（2006年生、母ゴールデンソネット）

アルダレス（2006年2月23日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「スペインの地名」。毛色は芦毛。種牡馬のMaria's Mon（当時13歳）と交配したゴールデンソネットが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。戦績は、中央平地4戦0勝、地方41戦7勝2着8回。主な勝ち鞍は2010年の日高町商工会特別(一般C2-1)。

経歴

デビュー前

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

10月25日、デビュー戦は田中博康騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。

12月13日、中4週で迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って14着に終わった。

3歳（2009年）

4月26日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

6月2日、中4週で迎えた5戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた6戦目は、一般D3-1（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月1日、中1週で迎えた7戦目は、一般D3-1（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた8戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、一般D3-1（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、4着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた9戦目は、一般D3-2（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

8月6日、連闘で迎えた10戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、応援ビヤパーティーAiba浦河賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた11戦目は、とねっこ広場賞（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、アグネスフォーカスに交わされて2馬身差の2着となった。

9月3日、中1週で迎えた12戦目は、一般D3-1（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオンワードリーベに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般D2-1（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で黒沢愛斗騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のマリサットを半馬身振り切って2勝目を挙げた。

9月30日、中1週で迎えた14戦目は、一般D1-1（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で黒沢愛斗騎手（4戦2勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したマイネフレアにクビ差届かず2着となった。

10月14日、中1週で迎えた15戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、浦河町獣医師会賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

10月21日、連闘で迎えた16戦目は、一般D1-1（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（5戦2勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったメイシャに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

10月28日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、エゾなきうさぎ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（6戦2勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、レゴンダンスにハナ差交わされて2着となった。

11月4日、連闘で迎えた18戦目は、一般D1-1（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のファストフェイスをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

11月10日、連闘で迎えた19戦目は、キッケンクリス賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で黒沢愛斗騎手（8戦3勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

11月19日、連闘で迎えた20戦目は、門別軽種馬生産振興会特別（門別ダート1200m 雪/重）に出走。鞍上は5戦連続で黒沢愛斗騎手（9戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、オリヒメチャームに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

4歳（2010年）

4月28日、約5か月半の休み明けで迎えた21戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、「門別温泉とねっこの湯」特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、静内二十間道路特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた23戦目は、マイネルセレクト賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた24戦目は、日高町商工会特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のナツイロプリティーを半馬身振り切って制した。

6月23日、中1週で迎えた25戦目は、JAひだか東いちご特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた26戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、日高町建設協会特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた27戦目は、サムライハート賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた28戦目は、新冠ライオンズクラブ特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた29戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、北海道安平町特産追分カンロ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた30戦目は、アドマイヤコジーン賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた31戦目は、ふるさと日高応援特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（10戦3勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた32戦目は、様似アポイ特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は小林靖幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

10月24日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた33戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、半埜と自然夢の道特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のローズブーケに5馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

5歳（2011年）

1月3日、中9週で迎えた34戦目は、福山・高知連携高杉晋作シリーズ五戦（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイエスシンヨシキからクビ差の2着となった。

1月30日、中3週で迎えた35戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、福山・高知連携宇治島シリーズ七戦（福山ダート1250m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウユウカから2馬身差の2着に敗北した。

2月13日、中1週で迎えた36戦目は、しっとの炎特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、メイプルリボーンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

2月19日、連闘で迎えた37戦目は、一般C1ロ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のエイダイサンピラーに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

3月6日、中1週で迎えた38戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のディープドリームに1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

3月27日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた39戦目は、恵津子は守の特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は永森大智騎手（4戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

6月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた40戦目は、小杉亮騎手を鞍上に迎えて、ジンベエザメ特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

10月28日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた41戦目は、柿本量平騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた42戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

11月18日、連闘で迎えた43戦目は、一般C2イ（高知ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は柿本量平騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

11月27日、連闘で迎えた44戦目は、宮川浩一騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた45戦目は、石本純也騎手を鞍上に迎えて、弐号機は私の物特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。