メイシャ（2006年生、母アサガオ）

メイシャ（2006年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「かつて所有していた馬の名より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のマイネルラヴ（当時11歳）と交配したアサガオが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方7戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の樽前山特別(一般C4-1)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、白井牧場から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

矢野照正厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

3月28日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

4月25日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

6月6日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は江田照男騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

7月5日、中3週で迎えた5戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/重）に出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

8月11日、中4週で迎えた6戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトクローバー特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた7戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、マツカワカレイ賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

9月24日、中2週で迎えた8戦目は、一般D1-1（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸びで驀進したが、伸びてきたライネスゴルト決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

10月7日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、一般D1-1（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したレゴンダンスに半馬身届かず2着に敗北した。

10月21日、中1週で迎えた10戦目は、一般D1-1（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では途轍もない末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のアルダレスに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月28日、連闘で迎えた11戦目は、JA共済3Q（サンキュー）カップ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で井上俊彦騎手（4戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

11月18日、中2週で迎えた12戦目は、樽前山特別（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で井上俊彦騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のソニックファイヤーをアタマ差振り切って1着ゴールを果たした。