ジューンブライド（2006年生、母リファールニース）

ジューンブライド（2006年2月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「６月の花嫁」。毛色は鹿毛。種牡馬のアフリート（当時22歳）と交配したリファールニースが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方6戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年の一般D2-1。

経歴

デビュー前

藤原英昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

7月12日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に敗れた。

9月1日、中6週で迎えた2戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（門別ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のパチャールマニスに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月15日、中1週で迎えた3戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般D2-2（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたマイネフレア決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

10月1日、中1週で迎えた4戦目は、一般D2-1（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のサクラカムイオーに4馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

10月13日、中1週で迎えた5戦目は、一般D1-1（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったライネスゴルトにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

10月27日、中1週で迎えた6戦目は、JAみついし特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したカシマジュリアンを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月11日、中1週で迎えた7戦目は、一般D1-1（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

4歳（2010年）

3月6日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。最後はバテてしまい16着に終わった。