ダンツキャビア（1997年生、母セレスティアルネイティヴ）

ダンツキャビア（1997年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタマモクロス（当時13歳）と交配したセレスティアルネイティヴが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は木田晶範。戦績は、地方41戦7勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年の3歳以上C1。

経歴

デビュー前

1歳のとき、木田祐博から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、山元哲二によって295.05万円で落札された。

下田泰広厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（1999年）

10月31日、デビュー戦は長田進仁騎手を鞍上に据えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

11月13日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオリオンザヤングを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。

12月25日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るホクエツプレスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2000年）

1月10日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で長田進仁騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

2月13日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で長田進仁騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

3月19日、中4週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた9戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で長田進仁騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

4月8日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で長田進仁騎手（9戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

10月8日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から21kg戻して迎えた11戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は11戦連続で長田進仁騎手（10戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月29日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は12戦連続で長田進仁騎手（11戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシャインダイカグラに7馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月12日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で長田進仁騎手（12戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコバキングに5馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

12月3日、中2週で迎えた14戦目は、SAN国くろうま賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で長田進仁騎手（13戦3勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で長田進仁騎手（14戦3勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で長田進仁騎手（15戦3勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

4歳（2001年）

1月20日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で長田進仁騎手（16戦3勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず3着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は18戦連続で長田進仁騎手（17戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

2月24日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は19戦連続で長田進仁騎手（18戦3勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい6着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で長田進仁騎手（19戦3勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

3月16日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で長田進仁騎手（20戦3勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は22戦連続で長田進仁騎手（21戦3勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は23戦連続で長田進仁騎手（22戦3勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月20日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で長田進仁騎手（23戦3勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

6月11日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で長田進仁騎手（24戦3勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオリオンザワンダーに5馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

6月30日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は26戦連続で長田進仁騎手（25戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シゲルジャスパーに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月28日、中3週で迎えた27戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は27戦連続で長田進仁騎手（26戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエアランブルに2馬身半の差をつけて5勝目をマークした。

8月14日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は28戦連続で長田進仁騎手（27戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヘイセイグランディに1馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。

9月2日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は29戦連続で長田進仁騎手（28戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は30戦連続で長田進仁騎手（29戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は31戦連続で長田進仁騎手（30戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、リードエンゼルに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月27日、中3週で迎えた32戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は32戦連続で長田進仁騎手（31戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のナリタエイコウをクビ差振り切って7勝目を奪取した。

11月14日、中2週で迎えた33戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は33戦連続で長田進仁騎手（32戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、最後はギオンミスアトラスと並んで3着同着となった。

12月1日、中1週で迎えた34戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は34戦連続で長田進仁騎手（33戦7勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた35戦目は、若林利道騎手を鞍上に迎えて、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したネバーザブリーズを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

5歳（2002年）

1月3日、中0週で迎えた36戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で若林利道騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

1月22日、中2週で迎えた37戦目は、3歳以上A2 B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で若林利道騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

2月26日、中4週で迎えた38戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月17日、中2週で迎えた39戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、一般A2 B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月8日、中6週で迎えた40戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般A2 B2（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた41戦目は、一般A2 B2（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。