エーコーバロン（1985年生、母スーパースプリング）

エーコーバロン（1985年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフイリツプオブスペイン（当時16歳）と交配したスーパースプリングが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）武牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方12戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は1989年の一般D2ハ。

経歴

デビュー前

武平三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

3月26日、デビュー戦は武永祥騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は432kg。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未出走（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武永祥騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた3戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1200m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

10月23日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、鈴木春雄騎手を鞍上に迎えて、4歳C1ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のスインギングコツトに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月9日、中1週で迎えた5戦目は、4歳C1（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木春雄騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月19日、中0週で迎えた6戦目は、阿部充知騎手を鞍上に迎えて、4歳C1イ（新潟(地)ダート1200m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のアクセルザトップに半馬身の差をつけて優勝

12月5日、中1週で迎えた7戦目は、4歳C1（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部充知騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた8戦目は、4歳C1イ（三条ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は鈴木春雄騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシナノイワイに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（1989年）

4月16日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般D3ロ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターシルキーから6馬身差の2着となった。

5月2日、中1週で迎えた10戦目は、一般D3イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のサツマボーイに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月16日、中1週で迎えた11戦目は、一般D2ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマサプーキーに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月30日、中1週で迎えた12戦目は、一般D2（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（3戦2勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた13戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D2イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒロミレデイーから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月26日、中1週で迎えた14戦目は、一般D1ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスアンジユエルから1馬身半差の2着に敗北した。

7月10日、中1週で迎えた15戦目は、一般D1（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったツキノスティールから半馬身差の2着となった。