カリストーガ（2014年生、母ラブエーヤン）

カリストーガ（2014年3月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「アメリカ、ナパバレーの地名でブドウの産地」。毛色は鹿毛。種牡馬のダノンシャンティ（当時7歳）と交配したラブエーヤンが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ヤナガワ牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方11戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2017年の一般C2三。

経歴

デビュー前

高柳瑞樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

1月8日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は504kg。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

7月8日、約6か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず13着に終わった。

8月14日、中4週で迎えた3戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2十八（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、イスラドラーダに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

9月23日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月30日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で小林凌騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るトップシークレットを上がり1位の末脚でハナ差だけ差し切って初白星を挙げた。

10月15日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小林凌騎手（5戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったスエヒロワンダーを3/4馬身捉え切れず2着となった。

10月22日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で小林凌騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のダイヤモンドホースに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

11月6日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で小林凌騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のレイバックに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月20日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で小林凌騎手（8戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で小林凌騎手（9戦3勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったモーリーファに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月18日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で小林凌騎手（10戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。