ベルモントジャイロ（2005年生、母ウィンクルスーン）

ベルモントジャイロ（2005年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ジャイロボールより」。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時18歳）と交配したウィンクルスーンが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ベルモントファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方36戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は2009年の水沢・商人まつりレース(一般B2四)。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

5月25日、デビュー戦は穂苅寿彦騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 小雨/稍重）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

7月16日、中6週で迎えた2戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のルビーフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、レッドナイトに交わされて3馬身差の2着となった。

8月19日、中4週で迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオーガストフラワー賞（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

9月28日、中5週で迎えた4戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

11月22日、中7週で迎えた5戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C1十一（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のローラクレシェンドに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月8日、中1週で迎えた6戦目は、一般C1六（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サスガツヨイにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月22日、中1週で迎えた7戦目は、一般C1九（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたダンスブリッジ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

12月31日、連闘で迎えた8戦目は、一般C1六（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホウヨウアイテムに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

4歳（2009年）

1月11日、中1週で迎えた9戦目は、アテルイ賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

3月22日、中9週で迎えた10戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

4月18日、中3週で迎えた11戦目は、経塚山レース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハルカゼゴールドを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

5月5日、中1週で迎えた12戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、コケモモレース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイネルスペランザを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて3勝目をマークした。

5月16日、中1週で迎えた13戦目は、盛岡市職員盛駿会会長杯（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコアレスアミーゴを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

6月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般B2四（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハルカゼゴールドを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

6月15日、中1週で迎えた15戦目は、一般B2三（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた16戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、水沢・商人まつりレース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のオウシュウカイザーをハナ差振り切って4勝目をゲットした。

7月13日、中1週で迎えた17戦目は、ジュライカップ（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた18戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、ガタゴンまつりレース（盛岡ダート1800m 小雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた19戦目は、岡部玲子みちのく三十路記念（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた20戦目は、味の箱船岩泉町安家地大根レース（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（7戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた21戦目は、北上市立博物館レース（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた22戦目は、南部杯カウントダウン8（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた23戦目は、月刊Oh!Shun賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（8戦2勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

11月15日、中3週で迎えた24戦目は、鳴瀬太鼓レース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（9戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2四（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（10戦2勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2四（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（11戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2四（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（12戦2勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

5歳（2010年）

3月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた28戦目は、大崎市加護坊山桜まつりレース（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は陶文峰騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた29戦目は、真人公園桜まつりレース（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた30戦目は、葛巻ワインほたるレース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

5月15日、中0週で迎えた31戦目は、オオヤマザクラまつりレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた32戦目は、マリオス20F スカイメトロ杯（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた33戦目は、釜石大観音レース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で陶文峰騎手（8戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた34戦目は、一般B2六（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で陶文峰騎手（9戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた35戦目は、柳家みたけ店オープン記念（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で陶文峰騎手（10戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた36戦目は、十府ヶ浦de地曳網体験レース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で陶文峰騎手（11戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた37戦目は、一般B2七（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で陶文峰騎手（12戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた38戦目は、一般B2九（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で陶文峰騎手（13戦1勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。