ハルカゼゴールド（2005年生、母キイロイハンカチ）

ハルカゼゴールド（2005年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメイセイオペラ（当時11歳）と交配したキイロイハンカチが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は聖心台牧場（有）。戦績は、地方41戦8勝2着5回。主な勝ち鞍は2010年のオッズパーク賞(一般B1二)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、聖心台牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、岩手県馬主会によって420万円で落札された。

桜田浩三厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2007年）

6月24日、デビュー戦は菅原勲騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は463kg。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月23日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦の若鮎賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた3戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のホープフル（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったフジプライドにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

9月16日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のジュニアグランプリ（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた5戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦のホープフル（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

12月2日、中3週で迎えた7戦目は、2歳B3（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

12月23日、中2週で迎えた8戦目は、2歳B3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

3歳（2008年）

1月4日、中1週で迎えた9戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

3月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、3歳B2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず3着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B2一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたトーホクスワロー決め手に屈してクビ差の2着となった。

5月3日、中3週で迎えた12戦目は、3歳B2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

8月15日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は陶文峰騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

9月7日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳戦のおなごりフェスティバルin能代2008（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた16戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ラビットサプライズに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月20日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイネルアフェットに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月2日、中1週で迎えた18戦目は、岩木山賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1七（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスペシャルサウスに7馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

12月23日、中3週で迎えた20戦目は、かまくら賞（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。

4歳（2009年）

1月11日、中2週で迎えた21戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C1七（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のゴッデスフラワーに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月23日、中9週で迎えた22戦目は、トドヶ崎レース（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた23戦目は、厳美渓レース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた24戦目は、経塚山レース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（8戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のベルモントジャイロに2馬身半の差をつけて4勝目をゲットした。

5月4日、中1週で迎えた25戦目は、メイカップ（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（9戦2勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず10着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2四（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（10戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2四（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のベルモントジャイロをクビ差振り切って5勝目を奪取した。

6月13日、中1週で迎えた28戦目は、ジューンカップ（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（2戦2勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

7月13日、中3週で迎えた29戦目は、体験学習物産館サンバリオレース（盛岡ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスウィープザボードに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月14日、中4週で迎えた30戦目は、岡部玲子みちのく三十路記念（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本浩司騎手（4戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

9月7日、中2週で迎えた31戦目は、味の箱船岩泉町安家地大根レース（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本浩司騎手（5戦3勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオウシュウカイザーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

10月5日、中3週で迎えた32戦目は、南部杯カウントダウン7（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で関本浩司騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた33戦目は、遠野三山伝説レース（盛岡ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で関本浩司騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマツリダベストを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて制した。

11月1日、中1週で迎えた34戦目は、河野直人騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ第1戦（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したグッゲンハイムを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

11月16日、中1週で迎えた35戦目は、増沢由貴子騎手を鞍上に迎えて、第2戦オッズパーク特別（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

12月13日、中3週で迎えた36戦目は、日高から愛をこめて賞（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（8戦4勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた37戦目は、北奥羽ナニャドヤラ大会レース（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（9戦4勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に敗れた。

5歳（2010年）

3月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた38戦目は、オッズパーク賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のシュクジャンヌを3/4馬身振り切って8勝目を挙げた。

5月3日、中5週で迎えた39戦目は、くずまきミワク寿司レース（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

5月30日、中3週で迎えた40戦目は、青森駅ビルラビナ杯（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

7月24日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた41戦目は、十府ヶ浦砂音祭2010レース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（10戦4勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。