ラビットサプライズ（2005年生、母ミュージックガール）

ラビットサプライズ（2005年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋驚き」。毛色は青鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時10歳）と交配したミュージックガールが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は船越伸也。戦績は、中央平地7戦0勝、地方48戦14勝2着5回。2010年のフェアリーカップ(一般牝)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

菅原泰夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

12月9日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着を確保した。

3歳（2008年）

1月6日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

5月17日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい9着に終わった。

6月21日、中4週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に敗れた。

8月3日、中5週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（4戦0勝）。18頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

9月6日、中4週で迎えた6戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で17番ゲートからスタート。16着に終わった。

10月5日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るハルカゼゴールドを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

10月25日、中2週で迎えた8戦目は、一般C1十一（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るアミスターデを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

11月10日、中1週で迎えた9戦目は、義経賞（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスカイラプターを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

11月23日、中1週で迎えた10戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサージェリーに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

12月8日、中1週で迎えた11戦目は、義経賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は村松学騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4歳（2009年）

4月4日、約4か月の休み明けで迎えた12戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

5月16日、中5週で迎えた13戦目は、一般B2五（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は村松学騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた14戦目は、マリオス20F スカイメトロ杯（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクロシェレースに9馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

6月13日、中1週で迎えた15戦目は、ジューンカップ（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアサクサロータスを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月29日、中1週で迎えた16戦目は、前沢夏まつりレース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村松学騎手（7戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグランドツインクルに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

7月13日、中1週で迎えた17戦目は、ジュライカップ（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で村松学騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエクストラポイントを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

8月14日、中4週で迎えた18戦目は、岡部玲子みちのく三十路記念（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村松学騎手（9戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ビバサーストンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月23日、連闘で迎えた19戦目は、一般B2二（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で村松学騎手（10戦4勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のオウシュウカイザーを3/4馬身振り切って断然の支持に応えた。

9月5日、中1週で迎えた20戦目は、おでんせ・べごっこフェスタレース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で村松学騎手（11戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシュクジャンヌに5馬身の差をつけて7勝目を挙げた。

9月20日、中1週で迎えた21戦目は、南部杯カウントダウン22（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で村松学騎手（12戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコスモスパングルに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

10月5日、中1週で迎えた22戦目は、秋嶺賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で村松学騎手（13戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビッグファルコンに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月3日、中3週で迎えた23戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ第3戦（水沢ダート1900m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るエイシンアサヒオーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

12月5日、中4週で迎えた24戦目は、後三年の合戦レース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は村松学騎手（14戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

5歳（2010年）

3月28日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた25戦目は、モツ家権カップ（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

4月12日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた26戦目は、牛の博物館レース（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は村松学騎手（15戦8勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた27戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、葛巻高原モーモーバーガーレース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた28戦目は、盛岡さんさ踊りレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は村松学騎手（16戦8勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた29戦目は、遠野納涼花火まつりレース（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（17戦8勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた30戦目は、釜石国際トライアスロンレース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた31戦目は、光と音のページェントレース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は村松学騎手（18戦8勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた32戦目は、森岳温泉夏まつりレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（19戦8勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた33戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定オープンのフェアリーカップ（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

8月30日、中3週で迎えた34戦目は、牝馬限定地方重賞のビューチフル・ドリーマーカップ（水沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は村松学騎手（20戦8勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた35戦目は、夏油高原温泉郷レース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（21戦8勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた36戦目は、南部杯カウントダウン16（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた37戦目は、二戸市金田一温泉レース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は村松学騎手（22戦8勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた38戦目は、ハロウィンカップ（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（23戦8勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた39戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、ひいらぎ賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた40戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンステッキ賞（水沢ダート1900m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた41戦目は、六華賞（水沢ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は村松学騎手（24戦8勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた42戦目は、銀嶺賞（水沢ダート1800m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（25戦8勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

6歳（2011年）

1月9日、中1週で迎えた43戦目は、ダイヤモンドダストカップ（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（26戦8勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

5月16日、約4か月の休養明けで迎えた44戦目は、がんばろう多賀城（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るウインヘリオスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

5月23日、連闘で迎えた45戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るゲンパチドリームを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って制した。

6月6日、中1週で迎えた46戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコスモクルトゥーラに7馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

6月20日、中1週で迎えた47戦目は、花巻温泉郷レース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（5戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジョッキーポルカに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月2日、中1週で迎えた48戦目は、一関市大東大原水かけ祭りレース（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた49戦目は、心をひとつに鈴木淑子賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

8月15日、中3週で迎えた50戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、JRA VS 岩手競馬第2戦（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

8月29日、中1週で迎えた51戦目は、一般C1（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた52戦目は、夏油賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（7戦4勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた53戦目は、一般C1一（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（8戦4勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、フェニックスクインに交わされて2馬身半差の2着となった。

10月10日、中1週で迎えた54戦目は、拜原靖之騎手を鞍上に迎えて、東北ジョッキーズカップ第2戦（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

10月17日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた55戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、奥州宇宙遊学館レース（盛岡ダート1600m 小雨/重）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。