シゲルネネ（2007年生、母スカーレットオハラ）

シゲルネネ（2007年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋豊臣秀吉の正室・ねねより」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時18歳）と交配したスカーレットオハラが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田湯牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方20戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、タイヘイ牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって367.5万円で落札された。

鶴留明雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

7月26日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は428kg。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月13日、中6週で迎えた2戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

10月11日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中村将之騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず11着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中村将之騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

3歳（2010年）

3月20日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

4月17日、中3週で迎えた7戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた8戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

6月17日、中6週で迎えた9戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 晴/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムチェリーに9馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月9日、中2週で迎えた10戦目は、豊建設工業特選（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムオカツに6馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

7月23日、中1週で迎えた11戦目は、アメンボ特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のラブニューインに1馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

8月12日、中2週で迎えた12戦目は、いねむり狂四郎杯（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（3戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったケージーモモタロウからクビ差の2着に甘んじた。

8月21日、連闘で迎えた13戦目は、3歳KJ3の荒炎賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（4戦3勝）。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸彦騎手（5戦3勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウアスナロに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月17日、中1週で迎えた15戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、若葉ちゃんカワイイデスヨ杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月24日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（6戦4勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた17戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、リョウくん誕生日記念（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月15日、連闘で迎えた18戦目は、うーさん記念（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（7戦4勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた19戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月19日、中5週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた20戦目は、清水裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

12月25日、連闘で迎えた21戦目は、3歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で清水裕一騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

4歳（2011年）

1月5日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で清水裕一騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったタイセイバリトンに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

1月22日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で清水裕一騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

1月30日、連闘で迎えた24戦目は、4歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 雪/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で清水裕一騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた25戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた26戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

3月6日、連闘で迎えた27戦目は、4歳以上C2 34（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。5頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく5着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。