リリーマーキュリー（2015年生、母オークヴィル）

経歴

デビュー前

平田修厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

4月7日、デビュー戦は三津谷隼人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は418kg。18頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

6月3日、中7週で迎えた2戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

8月12日、中9週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

9月29日、中6週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤懸貴志騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

11月24日、中7週で迎えた5戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

12月1日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた6戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ボンジュールヴォレに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月15日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ミスティックリズムにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月22日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のホクセンノマイに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2019年）

6月9日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、ハルノタビにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

6月17日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた10戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に沈んだ。

6月29日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（2戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のトゥーナオーシャンを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

7月14日、中1週で迎えた12戦目は、株式会社利久賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、最後はロゼッタハートと並んで3着同着となった。

7月28日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林凌騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のブロンウィンに5馬身の差をつけて優勝

10月27日、約3か月の休み明けで迎えた14戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く16着に終わった。

2019年10月30日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

12月16日、中6週で迎えた15戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1九（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

5歳（2020年）

1月5日、連闘で迎えた17戦目は、一般C1九（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本涼人騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

3月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で塚本涼人騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた19戦目は、一般B2（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で塚本涼人騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた20戦目は、山吹賞（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で塚本涼人騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1四（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で塚本涼人騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた22戦目は、スモークツリー賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林凌騎手（5戦2勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた23戦目は、プルメリア賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（6戦2勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1五（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（7戦2勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1五（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（8戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1六（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本涼人騎手（9戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で塚本涼人騎手（10戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

8月24日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2二三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本涼人騎手（11戦0勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、勝ったレーヴドブランに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗れた。

8月31日、連闘で迎えた30戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた31戦目は、南部杯カウントダウン30（盛岡ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（12戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1二（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（13戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したヤマニンレガリーノにクビ差届かず2着となった。

10月5日、連闘で迎えた33戦目は、一般B2九（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた34戦目は、一般B2七（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた35戦目は、一般C1三（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1二（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

2020年12月27日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。