グランドロワ（2014年生、母クールネージュ）

グランドロワ（2014年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+王様(仏)」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時13歳）と交配したクールネージュが19歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は浦河日成牧場。2020年の安土城ステークス(オープンハンデ)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

鈴木孝志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

6月25日、デビュー戦は森裕太朗騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は470kg。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タイセイブレークにクビ差交わされて2着に惜敗した。

7月9日、中1週で迎えた2戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1200m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月9日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1200m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は森裕太朗騎手（1戦0勝）。17頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、最後はシゲルジャッカルと並んで3着同着となった。

3歳（2017年）

4月16日、約6か月の休み明けで迎えた5戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

5月13日、中3週で迎えた6戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のホッコーカゲムシャに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月21日、連闘で迎えた7戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

9月18日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は勢いを失って14着に敗れた。

11月18日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

4歳（2018年）

1月8日、中6週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（京都芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、デザートストームに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

1月20日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、後続を2馬身以上離して、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではひたひたと前との差を詰めて、最後は2着のウインシャトレーヌをクビ差振り切って制した。

2月11日、中2週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の宇治川特別（京都芝1400m 外回り曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（3戦2勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

3月31日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、4歳以上1000万下の仲春特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松山弘平騎手（4戦2勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで踏ん張ったが、ダノンハイパワーに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

4月15日、中1週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の千種川特別（阪神芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松山弘平騎手（5戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立ち、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上1000万下の鷹ケ峰特別（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松山弘平騎手（6戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

6月9日、中5週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下の鶴橋特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松山弘平騎手（7戦2勝）。17頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、タイキサターンに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

6月23日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で松山弘平騎手（8戦2勝）。17頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして突き抜け、最後は2着のフェアラフィネに5馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

11月17日、約5か月の休み明けで迎えた18戦目は、3歳以上1000万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で松山弘平騎手（9戦3勝）。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上1000万下（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で松山弘平騎手（10戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

12月15日、連闘で迎えた20戦目は、3歳以上1000万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。17頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず17着に敗れた。

5歳（2019年）

1月19日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、4歳以上1000万下の祇園特別（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（11戦3勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、リードを2馬身以上確保して、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮戦したが、ダイアトニックにハナ差交わされて2着に惜敗した。

2月10日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上1000万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（12戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、リードを2馬身以上保って、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

3月30日、中6週で迎えた23戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の仲春特別（阪神芝1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握り、リードを2馬身以上キープして、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のガッツで渋太く粘り続けて、最後は2着のブルベアトリュフに3馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

4月7日、連闘で迎えた24戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の大阪―ハンブルクカップ（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい10着に終わった。

5月25日、中6週で迎えた25戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の朱雀ステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、リードを2馬身以上保って、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でなんとか走り抜いたが、レインボーフラッグにクビ差交わされて2着となった。

11月24日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、3歳以上3勝クラスの渡月橋ステークス（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打ち、リードを2馬身以上確保して、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上3勝クラスの飛騨ステークス（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田翼騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

6歳（2020年）

1月25日、中6週で迎えた28戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの石清水ステークス（京都芝1400m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で和田翼騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握り、リードを2馬身以上キープして、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず15着に敗れた。

4月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた29戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの大阪―ハンブルクカップ（阪神芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は松山弘平騎手（13戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のガッツで渋太く粘り続けて、最後は2着のイサチルホープをアタマ差振り切って勝利をモノにする

5月10日、中3週で迎えた30戦目は、鞍馬ステークス（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって12着に敗れた。

5月31日、中2週で迎えた31戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの安土城ステークス（京都芝1400m 外回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。17頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、エントシャイデンにクビ差交わされて2着となった。

6月28日、中3週で迎えた32戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのウッドバイン競馬場賞パラダイスステークス（東京芝1400m 曇/不良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

7月5日、連闘で迎えた33戦目は、ハンデG3のCBC賞（阪神芝1200m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は和田竜二騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

12月19日、約5か月半の休養明けで迎えた34戦目は、ハンデ戦でオープンのタンザナイトステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（14戦4勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい16着に終わった。

7歳（2021年）

1月9日、中2週で迎えた35戦目は、ニューイヤーステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は和田翼騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

3月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた36戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、隅田川オープン（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

8歳（2022年）

2月24日、約11か月の休養明けで迎えた37戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、梅花賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

3月24日、中3週で迎えた38戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、S2のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

9月13日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた39戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、ハーベストカップ（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

9月27日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた40戦目は、M2のOROターフスプリント（盛岡芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた41戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、M3のいしがきマイラーズオープン（盛岡芝1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

11月22日、中5週で迎えた42戦目は、2022盛岡ファイナル特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

12月22日、中3週で迎えた43戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、ラピスラズリ賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

9歳（2023年）

3月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた44戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミスオタワに約15馬身の大差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

3月28日、中1週で迎えた45戦目は、一般C2八（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。前に出て、後続を5馬身以上離して、でレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

4月11日、中1週で迎えた46戦目は、一般C2七（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田勇真騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、で集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて、最後は2着のキョウエイジェリコに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

5月2日、中2週で迎えた47戦目は、一般C1七（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田勇真騎手（3戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり4着に敗れた。