カシノクオーレ（2015年生、母ノースアルテミス）

経歴

デビュー前

1歳のとき、野々宮牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、野々宮牧場から「九州1歳市場サラブレッド1歳」に上場され、柏木務によって140.4万円で落札された。

2歳（2017年）

8月6日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた2戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず11着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた3戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

9月30日、中2週で迎えた4戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は木幡育也騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

11月3日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で木幡育也騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では長く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のクイーンズテソーロを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月12日、連闘で迎えた7戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの福島2歳ステークス（福島芝1200m 曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

3歳（2018年）

2月17日、約3か月の休み明けで迎えた8戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のかささぎ賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

5月12日、中9週で迎えた10戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のはやぶさ賞（新潟芝1000m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月12日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で4番ゲートからスタート。16着に終わった。

9月15日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた12戦目は、3歳以上500万下の古作特別（中山芝1200m 外回り小雨/稍重）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

10月21日、中4週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

12月28日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

4歳（2019年）

4月6日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場なく15着に終わった。

5月18日、中5週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（5戦0勝）。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

7月3日、中6週で迎えた17戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、駿逸賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

7月22日、中2週で迎えた18戦目は、涼風賞（川崎ダート900m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で福原杏騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

9月12日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、朝露特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で福原杏騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

10月8日、中3週で迎えた20戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、秋麗特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた21戦目は、トパーズ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は福原杏騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた22戦目は、銀杏特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は見越彬央騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

12月25日、中3週で迎えた23戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、クリスマス特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

5歳（2020年）

1月17日、中2週で迎えた24戦目は、スクマム!クマガヤ賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず10着に終わった。

2月11日、中3週で迎えた25戦目は、たまご王国千葉のたまごをたくさん食べよう（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋元耕成騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

2月19日、連闘で迎えた26戦目は、越生町のマスコット「うめりん」賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋元耕成騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた27戦目は、牝馬限定戦の春めき桜まつり記念（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で秋元耕成騎手（4戦0勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず11着に終わった。

3月12日、連闘で迎えた28戦目は、一般C1三四（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で秋元耕成騎手（5戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた29戦目は、アクアマリン特別（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で秋元耕成騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた30戦目は、一般C1六七八（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で秋元耕成騎手（7戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

4月22日、連闘で迎えた31戦目は、ダイヤモンド特別（浦和ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で秋元耕成騎手（8戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

5月23日、中3週で迎えた32戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、エメラルド特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた33戦目は、長崎街道内野宿特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた34戦目は、ムーンストーン特選（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた35戦目は、ルビー特選（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた36戦目は、さがけいば最終レースは19時台（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

8月22日、中4週で迎えた37戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、さがけいばナイター開催まであと42日（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた38戦目は、さがけいば最終レースは19時台（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は田中純騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた39戦目は、紅葉月賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

10月4日、連闘で迎えた40戦目は、ロマンチックファンタジーイルミネーション（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。