ヤマニンルバンシュ（2012年生、母ヤマニンフィオーレ）

ヤマニンルバンシュ（2012年6月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋仕返し（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のマツリダゴッホ（当時9歳）と交配したヤマニンフィオーレが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）錦岡牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方29戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2015年の3歳C2五。

経歴

デビュー前

中川公成厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2015年）

1月11日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

4月18日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、菅原隆一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手が足りず15着に終わった。

5月24日、中4週で迎えた3戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びを欠き15着に終わった。

6月28日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は菅原隆一騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

8月3日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、鈴木麻優騎手を鞍上に迎えて、3歳C2五（盛岡ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

8月17日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた6戦目は、3歳C2五（盛岡ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鈴木麻優騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るパルパルムツミを上がり1位タイの末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

8月29日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

9月5日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は鈴木麻優騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた9戦目は、盛岡市アイスリンクオープン賞（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

9月26日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、サルバドールガロに交わされて4馬身差の2着となった。

10月3日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

10月10日、連闘で迎えた12戦目は、久慈地方産業まつり賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原俊吏騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

11月1日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原俊吏騎手（6戦0勝）。11頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、4着を確保した。

11月8日、連闘で迎えた15戦目は、コカ・コーラ賞（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で菅原俊吏騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で菅原俊吏騎手（8戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で菅原俊吏騎手（9戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のジューンベルをクビ差振り切って優勝

12月13日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で菅原俊吏騎手（10戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2五（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で菅原俊吏騎手（11戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に終わった。

12月28日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で菅原俊吏騎手（12戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

4歳（2016年）

1月9日、中1週で迎えた21戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

3月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた22戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（13戦1勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（14戦1勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のコスモエルドールをアタマ差振り切って勝利をモノにする

4月24日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（15戦2勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた25戦目は、清流中津川賞（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（16戦2勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて7着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原俊吏騎手（17戦2勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

5月29日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原俊吏騎手（18戦2勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り4着に終わった。

6月5日、連闘で迎えた28戦目は、久慈市まめぶ汁賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原俊吏騎手（19戦2勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ルービンシュタインに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

6月12日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で菅原俊吏騎手（20戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、マンセイグレネードに半馬身交わされて2着に敗北した。

6月19日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は鈴木麻優騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

7月3日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた31戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（21戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

7月9日、連闘で馬体重を前走から11kg絞って迎えた32戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（22戦2勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったリキサンフロールに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

7月17日、連闘で迎えた33戦目は、横手市山内筏の大杉賞（盛岡ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（23戦2勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。