ホワイトザウルス（1999年生、母ベニフジフローラ）

ホワイトザウルス（1999年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のイムラツド（当時22歳）と交配したベニフジフローラが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は賀張三浦牧場。戦績は、地方19戦9勝。主な勝ち鞍は2002年のアラ系一般B。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三浦牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、石川県馬主会によって367.5万円で落札された。

鷹尾雄治厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2001年）

9月15日、デビュー戦は江下英昭騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（金沢ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は485kg。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系2歳（金沢ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアニマルホープに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月10日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、2歳戦のガーネット特別（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で江下英昭騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

11月25日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、2歳戦のアラブフレッシュカップ（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で江下英昭騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後はタレてしまい11着に終わった。

12月8日、中1週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた6戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で江下英昭騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で江下英昭騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に敗れた。

3歳（2002年）

4月6日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた8戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で江下英昭騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモトケンライブリに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月21日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で江下英昭騎手（8戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグッドライラックに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月3日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で江下英昭騎手（9戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のエルレイラをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

5月19日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のアラブ優駿（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で江下英昭騎手（10戦4勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた12戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で江下英昭騎手（11戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で江下英昭騎手（12戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタッカーテンリュウに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月2日、中1週で迎えた14戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で江下英昭騎手（13戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシカトラマを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

7月13日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で江下英昭騎手（14戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤングスーパーに5馬身の差をつけて優勝

7月28日、中1週で迎えた16戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で江下英昭騎手（15戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンシュウゴゼンに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月11日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で江下英昭騎手（16戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

10月7日、中7週で迎えた18戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のグリンシルバーを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

10月20日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦のアラブ大賞典（金沢ダート1700m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。