ブリアンツァ（2020年生、母ツルマルオトメ）

ブリアンツァ（2020年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「イタリアの緑の多いリゾート地」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルスティール（当時8歳）と交配したツルマルオトメが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は栃木県、生産者は恵比寿興業株式会社那須野牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方23戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2023年のレモン賞(一般C2六以下牝)。

経歴

デビュー前

今野貞一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

5月28日、デビュー戦は荻野琢真騎手を鞍上に据えて、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。

7月23日、中7週で迎えた2戦目は、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず最後はニコニコルンルンと並んで9着同着となった。

8月19日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で荻野琢真騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

8月27日、連闘で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で荻野琢真騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

10月2日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、エスカミーリョに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

10月15日、中1週で迎えた6戦目は、きらめく傘のアートプロジェクトを見よう賞（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったザントブリッツに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月12日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定戦のレモン賞（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のワラッテユルシテに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月28日、中1週で迎えた8戦目は、楽天ポイントでネット投票特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中島龍也騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定戦のツバキ賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で中島龍也騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、カールポメロにクビ差交わされて2着に甘んじた。

デビュー前

高橋優子厩舎（金沢）へ入厩。

4歳（2024年）

2月15日、中9週で迎えた10戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、一般C10（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のアスターデカゴンを3/4馬身振り切って単勝一倍台の支持に応えた。

12月1日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた11戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

12月14日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた12戦目は、一般C2-20（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田義貴騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5歳（2025年）

1月4日、中2週で迎えた13戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、笑門来福賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

2月15日、中5週で迎えた14戦目は、一般C2 21（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2 21（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったテーオールノワールに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

3月15日、中1週で迎えた16戦目は、うまかモン!熊本の酪農応援賞（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は山田義貴騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のイキナリイイネに1馬身の差をつけて順当に勝利した。

4月12日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2 13（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田義貴騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2 11（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田義貴騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったボナーテソーロに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

5月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-8（佐賀ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で山田義貴騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた20戦目は、魁三国志大戦リリース記念（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は田中純騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた21戦目は、林悠翔騎手を鞍上に迎えて、一般C2-7（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、3着を確保した。

7月13日、中4週で迎えた22戦目は、一般C2-6（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は山田義貴騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

8月23日、中5週で迎えた23戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、一般C2 12（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2 12（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2 11（佐賀ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた26戦目は、勝尾城賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2 12（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は山田義貴騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に敗れた。