ネイチャーズサン（2017年生、母スプリングサンダー）

ネイチャーズサン（2017年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のオルフェーヴル（当時9歳）と交配したスプリングサンダーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はグランド牧場。主な勝ち鞍は2022年の佐賀県ウクライナ避難民救援活動支援競走(C2 17)。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

4歳（2021年）

6月8日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、一般C4-5（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は522kg。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、ピヨピヨピピピに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

7月7日、中3週で迎えた2戦目は、一般C4-4（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

8月4日、中3週で迎えた3戦目は、平取町軽種馬生産振興会賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったドリームウィーバーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

8月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、一般C4-4（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

9月1日、中1週で迎えた5戦目は、一般C4-4（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したウインクロリスにクビ差届かず2着に甘んじた。

9月16日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、一般C4-2（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮戦したが、勝ったゴールデンマリアに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

10月14日、中3週で迎えた7戦目は、一般C4-3（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で桑村真明騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた8戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、うらかわ優駿ビレッジアエル賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月23日、中3週で迎えた9戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

11月30日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2（水沢ダート850m 雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

5歳（2022年）

1月2日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた13戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた14戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、祝・増田結婚おめでとう記念（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた15戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 23（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた16戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したモントレージャックを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4月2日、中1週で迎えた17戦目は、令和4年度さがけいば開幕賞（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小松丈二騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったスピーディダブルに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月29日、中1週で迎えた19戦目は、佐賀県ウクライナ避難民救援活動支援競走（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小松丈二騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るクリノマレンゴを上がり2位の末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

5月20日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小松丈二騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。競走中止となった。