ラックアンドラック（2000年生、母ヤワラ）

ラックアンドラック（2000年2月22日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「幸運と幸運」。毛色は栗毛。種牡馬のラムタラ（当時8歳）と交配したヤワラが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方25戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年のさざんか特別(一般C3)。

経歴

デビュー前

小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

12月1日、デビュー戦は石神深一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は452kg。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

12月22日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、2歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/重）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

3歳（2003年）

1月9日、中2週で迎えた3戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジャニュアリーフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

5月10日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた5戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

7月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤直人騎手（4戦0勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた10戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

10月10日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、一般C5-20（高崎ダート900m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月25日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた12戦目は、一般C5-20（高崎ダート1330m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラマイヒメをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

11月16日、中2週で迎えた13戦目は、一般C4 C5-24（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で木村芳晃騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月20日、中4週で迎えた14戦目は、一般C4 16（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村芳晃騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（2004年）

1月18日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C4 17（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月13日、中3週で迎えた16戦目は、一般C4 23（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4 16（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月28日、中3週で迎えた18戦目は、一般C4 13（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4 C5-15（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月5日、中3週で迎えた20戦目は、一般C4 14（高崎ダート1330m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月30日、中3週で迎えた21戦目は、一般C4 15（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村芳晃騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた22戦目は、横山克彦騎手を鞍上に迎えて、一般C4 C5-11（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のマヤノハヤブサをアタマ差制して1着ゴールを果たした。

7月4日、中1週で迎えた23戦目は、カスミソウ特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山克彦騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったタキシードフェアーから3馬身差の2着となった。

7月18日、中1週で迎えた24戦目は、ダリヤ特別（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山克彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月13日、中3週で迎えた25戦目は、稲妻特別（高崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山克彦騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた26戦目は、サルビア特別（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山克彦騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた27戦目は、アザミ特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラカミーノをクビ差制して3勝目を奪取した。

10月2日、中2週で迎えた28戦目は、みのり特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月11日、連闘で迎えた29戦目は、けやき特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったサムソンリンリンからハナ差の2着に甘んじた。

10月25日、中1週で迎えた30戦目は、銀杏特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は横山克彦騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた31戦目は、野菊特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山克彦騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月20日、中1週で迎えた32戦目は、パンジー特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で横山克彦騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアシッドカラーから5馬身差の2着となった。

12月11日、中2週で迎えた33戦目は、さざんか特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山克彦騎手（8戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のフジミジョーをアタマ差制して1着ゴールを果たした。

5歳（2005年）

10月23日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた34戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（5戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた35戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（6戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい16着に終わった。

6歳（2006年）

7月26日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた36戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。