キンノスズ（1997年生、母シラユリビゼン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、西村牧場から「八戸市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（1999年）

11月25日、デビュー戦は鈴木啓之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は453kg。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

12月30日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のストロングタイガーに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2000年）

1月31日、中4週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（3戦1勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3月24日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオリオンザオリオンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月12日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のチューリップ特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木啓之騎手（5戦2勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

5月18日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦の白ばら特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木啓之騎手（6戦2勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

9月8日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、一般C1十（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木啓之騎手（7戦2勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1九十（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で鈴木啓之騎手（8戦2勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた10戦目は、一般C1八九十（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で鈴木啓之騎手（9戦2勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1九十（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で鈴木啓之騎手（10戦2勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、バトルメイトリーズにアタマ差交わされて2着となった。

11月16日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1七八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で鈴木啓之騎手（11戦2勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヒカリタイタンに半馬身届かず2着となった。

12月7日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で鈴木啓之騎手（12戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したハネダスプラッシュに3/4馬身届かず2着に敗北した。

12月31日、中2週で迎えた14戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンジュビリー賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

4歳（2001年）

1月14日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1四五六（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（13戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、勝ったハロースペシャルにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

2月1日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1三（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（14戦2勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したタマノユウユウにアタマ差届かず2着に惜敗した。

2月17日、中1週で迎えた17戦目は、白富士特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（15戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るショウリノサッカーをクビ差だけ差し切って3勝目を手中に収めた。

7月25日、約5か月半の休み明けで迎えた18戦目は、山田勝騎手を鞍上に迎えて、アルテミス賞（大井ダート1700m 曇/重）に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた19戦目は、カノープス賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（16戦3勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入った。

8月26日、中1週で迎えた20戦目は、アルビレオ賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（17戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた21戦目は、アンドロメダ賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（18戦3勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた22戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、全日本リーディングジョッキー（大井ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

11月1日、中4週で迎えた23戦目は、リゲル賞（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（19戦3勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

12月12日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた24戦目は、師走賞（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（20戦3勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。