ホウザンロマンス（1992年生、母フオアザボーイズ）

ホウザンロマンス（1992年5月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時5歳）と交配したフオアザボーイズが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）村下農場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方17戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は1995年のかえで特別。

経歴

デビュー前

佐藤順次厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1995年）

9月29日、デビュー戦は佐藤正晃騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は483kg。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のアローサクセスに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月13日、中1週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤正晃騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のミナガワプレアに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

11月7日、中3週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤正晃騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のサンテリオスに3馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

11月30日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦のかえで特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤正晃騎手（3戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のライバアクセルに2馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

12月21日、中2週で迎えた5戦目は、師走特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤正晃騎手（4戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。14着に敗れた。

4歳（1996年）

2月17日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京ダート1200m 雪/良）に出走。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

3月10日、中2週で迎えた7戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に敗れた。

11月9日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、成島正規騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の五泉特別（新潟芝1400m 外回り曇/重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

11月23日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で成島正規騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

12月24日、中3週で迎えた10戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、フェイスフルレイン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5歳（1997年）

1月12日、中2週で迎えた11戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた12戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず16着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた13戦目は、松井達也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。

6月28日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から35kg増やして迎えた14戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3-2（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のオキノヒリュウに2馬身の差をつけて休養明けの一戦を制した。

7月19日、中2週で迎えた15戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネショウセイコーから1馬身半差の2着に敗北した。

8月1日、中1週で迎えた16戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月26日、中7週で迎えた17戦目は、高橋文雄騎手を鞍上に迎えて、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた18戦目は、横山克彦騎手を鞍上に迎えて、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた19戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は高橋文雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月25日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた20戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた21戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーエーシックに2馬身半の差をつけて6勝目をゲットした。

6歳（1998年）

1月5日、中2週で迎えた22戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤスノウイニングから1馬身差の2着となった。

1月18日、中1週で迎えた23戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で茂呂菊次郎騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月25日、連闘で迎えた24戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で茂呂菊次郎騎手（7戦2勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。