グルノイユジョーヌ（2019年生、母マイガール）

グルノイユジョーヌ（2019年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「黄色い蛙(仏)。ラッキーアイテムより」。毛色は栗毛。種牡馬のフリオーソ（当時15歳）と交配したマイガールが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤吉牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、藤吉牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、兵庫県馬主協会によって330万円で落札された。

大山寿文厩舎（兵庫）へ入厩。

2歳（2021年）

12月7日、デビュー戦は落合玄太騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート1400m 雨/重）に出走。馬体重は441kg。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

3歳（2022年）

1月13日、中1週で迎えた3戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（姫路ダート800m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったエイシンブレナムに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

1月26日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C2（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は落合玄太騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のテンマオフコースに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月15日、中2週で迎えた5戦目は、3歳C1（姫路ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は井上幹太騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のガッツで最後まで敢闘したが、ハニーショコラに交わされて1馬身3/4差の2着に敗れた。

4月13日、中7週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた6戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、3歳C1 C2（園田ダート1230m 曇/良）に出走。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた7戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳C1 C2（園田ダート820m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るママランカを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月27日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた8戦目は、3歳B（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

6月17日、中2週で迎えた9戦目は、大山龍太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳A B（園田ダート1230m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山龍太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のサンラグナニゲルに3馬身半の差をつけて3勝目を収める

7月20日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C1 C2（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大山龍太郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山龍太郎騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は永井孝典騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

9月9日、中1週で迎えた14戦目は、クローバー賞（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は大山龍太郎騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

9月23日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山龍太郎騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のローザーブルーに2馬身半の差をつけて優勝

4歳（2023年）

2月11日、約4か月半の休み明けで迎えた16戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

3月11日、連闘で迎えた18戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

2023年3月30日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

8月9日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、宮内勇樹騎手を鞍上に迎えて、新ひだか建設協会特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

8月22日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた20戦目は、23-24HARDWORK特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮内勇樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい7着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた21戦目は、ヤングジェネレーションカップ（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮内勇樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた22戦目は、北海道えぞまつ特別1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮内勇樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた23戦目は、門別で10倍!SPAT4（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宮内勇樹騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた24戦目は、木澤奨騎手を鞍上に迎えて、さまに地場産フェア特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた25戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、ゼラニウム特別（門別ダート1000m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

12月19日、中6週で迎えた26戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、ハヤテ特別（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた27戦目は、ハヤテ特別（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

5歳（2024年）

3月12日、中9週で迎えた28戦目は、一般B2（水沢ダート850m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大坪慎騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったエコロウォーリアに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

4月9日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2（水沢ダート850m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大坪慎騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた31戦目は、一般B2（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大坪慎騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた32戦目は、一般B2（盛岡ダート1000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大坪慎騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、勝ったヤマニンアルマーレに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。