ダイナルーブル（1984年生、母スカーレツトインク）

Dyna Louvre

1984.06.01

ダイナルーブル（1984年6月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のルセリ（当時7歳）と交配したスカーレツトインクが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地8戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

境征勝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

1月31日、デビュー戦は小島太騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

3月7日、中4週で迎えた2戦目は、木藤隆行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、苛烈なペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のホッカイサワヤカに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

3月29日、中2週で迎えた3戦目は、4歳400万下（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は小島太騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったダイナオラシオンに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

4月19日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳400万下（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島太騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたシービースマイル決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中1週で迎えた5戦目は、関口睦介騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下のひめさゆり賞（新潟芝1400m 外回り 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた6戦目は、4歳400万下（東京ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は小島太騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい13着に敗れた。

4歳（1988年）

1月16日、約8か月の休み明けで迎えた7戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島太騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた8戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（東京ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。