フェスティヴメノコ（2019年生、母メイショウジェーン）

フェスティヴメノコ（2019年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+女性(アイヌ語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時16歳）と交配したメイショウジェーンが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は富田牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳C2二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、富田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、FTUによって484万円で落札された。

清水英克厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

7月3日、デビュー戦は亀田温心騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1150m 曇/稍重）に出走。馬体重は412kg。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

8月1日、中3週で迎えた2戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。15着に終わった。

11月13日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/稍重）に出走。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

3歳（2022年）

1月22日、中9週で迎えた4戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

4月12日、中5週で迎えた7戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったリュウノファウラーに詰め切れず、約12馬身差の2着となった。

4月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた9戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた10戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた12戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた13戦目は、3歳C2二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のボンボレーロに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月25日、中2週で迎えた14戦目は、3歳C1二（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた15戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、一般C1十（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に敗れた。

4歳（2023年）

4月16日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から31kg増やして迎えた17戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のナンブガッサンに1馬身の差をつけて久方ぶりの一戦をモノにした。

5月1日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアンガイガンバルドに6馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

5月15日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（5戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったハイテレスヴェターに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月6日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（6戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた21戦目は、アルクトス特別（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のタイセイターゲットに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月18日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた24戦目は、大木天翔騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド盛岡第1戦（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

10月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた25戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1200m 小雨/重）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた26戦目は、一般B1（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（6戦3勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた27戦目は、一般B1（盛岡ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（8戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた28戦目は、一般B1（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（9戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた29戦目は、B2（水沢ダート850m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（10戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（11戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のティーライトニングに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

5歳（2024年）

3月23日、約3か月の休養明けで迎えた31戦目は、一般B1（水沢ダート850m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（12戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた32戦目は、一般B2（水沢ダート850m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋悠里騎手（13戦2勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて9着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた33戦目は、一般B2（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋悠里騎手（14戦2勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。