ツルノハリケーン（1996年生、母コガネポプラ）

Tsuruno Hurricane

1996.06.03

ツルノハリケーン（1996年6月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時8歳）と交配したコガネポプラが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）コガネ。戦績は、地方9戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年の4歳。

経歴

デビュー前

高田勝良厩舎（笠松）へ入厩。

3歳（1999年）

11月11日、デビュー戦は坂井薫人騎手を鞍上に据えて、4歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は540kg。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったヒロキスペクターに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

11月26日、中1週で迎えた2戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったヒロキスペクターに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月17日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井薫人騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニホンピロメイに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月31日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井薫人騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマナミパワーに9馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

4歳（2000年）

1月12日、中1週で迎えた5戦目は、一般C4ヘ（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で坂井薫人騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月14日、約6か月の休養明けで迎えた6戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般C4ホ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルタカトウシンに8馬身の差をつけて休養明け初戦を物にした。

7月26日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4イ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のケンザスターに4馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

8月27日、中4週で迎えた8戦目は、牝馬限定地方重賞の読売レディス杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

5歳（2001年）

1月8日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた9戦目は、一般C4ロ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井薫人騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったロイヤルワイスに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。