アズマモヨ（1994年生、母アズマセンサー）

アズマモヨ（1994年5月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダイヤモンドショール（当時15歳）と交配したアズマセンサーが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）出羽牧場。戦績は、地方40戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年のマゼラン星雲賞(一般B2二)。

経歴

デビュー前

松代真厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1996年）

10月24日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は443kg。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月19日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月29日、中5週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3歳（1997年）

1月27日、中3週で迎えた4戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のダブルミカオーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月14日、中2週で迎えた5戦目は、柿本政男騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月6日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

9月9日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、松浦裕之騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた9戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦裕之騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月13日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、脇本一幸騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったレストランギャングから1馬身半差の2着となった。

10月28日、中1週で迎えた11戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のホッカイヘレナに3馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

11月21日、中2週で迎えた12戦目は、鞍上は3戦連続で脇本一幸騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

12月11日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のひいらぎ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松浦裕之騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のシクラメン特別（大井ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松浦裕之騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（1998年）

1月22日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松浦裕之騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

3月13日、中6週で迎えた16戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松浦裕之騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた17戦目は、うみほたる特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は脇本一幸騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた18戦目は、かんむり座特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（4戦1勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、3着に入った。

4月25日、中0週で迎えた19戦目は、こぐま座特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で脇本一幸騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のエスティーウエーブに2馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。

5月14日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で脇本一幸騎手（6戦2勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

6月2日、中2週で迎えた21戦目は、牝馬限定のハンデ戦のおとめ座特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で脇本一幸騎手（7戦2勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のフジケンタカネに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月20日、中2週で迎えた22戦目は、一般B3三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で脇本一幸騎手（8戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のタイガータイセンに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月6日、中1週で迎えた23戦目は、ハンデ戦のスタールビー賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で脇本一幸騎手（9戦4勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた24戦目は、ポートサイド賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で脇本一幸騎手（10戦4勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、4着に終わった。

8月28日、中4週で迎えた25戦目は、ハンデ戦のロマンチックナイト賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で脇本一幸騎手（11戦4勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた26戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般B2 B3（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で脇本一幸騎手（12戦4勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた27戦目は、マゼラン星雲賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で脇本一幸騎手（13戦4勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のゴールデンカマーに1馬身の差をつけて6勝目を手にした。

10月27日、中3週で迎えた28戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のハッピーナイト賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた29戦目は、ハンデ戦のトパーズ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は脇本一幸騎手（14戦5勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

5歳（1999年）

6月26日、約7か月半の休み明けで迎えた30戦目は、ゲンマ賞（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（15戦5勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

7月6日、中0週で迎えた31戦目は、ミネルバ賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で脇本一幸騎手（16戦5勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた32戦目は、小安和也騎手を鞍上に迎えて、アイーダホーン賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた33戦目は、幸運の泉賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小安和也騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

8月23日、連闘で迎えた34戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小安和也騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた35戦目は、アンドロメダ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小安和也騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた36戦目は、ハーベストムーン賞（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小安和也騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

10月10日、中1週で迎えた37戦目は、レミニス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小安和也騎手（5戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた38戦目は、ゴールデンオーツ賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小安和也騎手（6戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた39戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般B2 B3（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小安和也騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた40戦目は、一般B2三（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で小安和也騎手（8戦0勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。