レイラニ（2006年生、母ラグジャリー）

レイラニ（2006年3月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「天使のように可愛い子（ハワイ語）。父名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時5歳）と交配したラグジャリーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は矢野牧場。戦績は、中央平地5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,470万円（7.35万×200口）で一口馬主が募集された。

田中清隆厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

9月7日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 雨/不良）に出走。馬体重は442kg。17頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったスパラートに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月27日、中2週で迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のコスモクラッベを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

10月19日、中2週で迎えた3戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳500万下のサフラン賞（東京芝1400m 曇/良）に出走。17頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、5着に終わった。

4歳（2010年）

1月24日、約15か月半の休養明けで迎えた4戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の豊橋特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。最後は垂れてしまい17着に敗れた。

4月25日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。