オピニオンリーダー（1999年生、母Carterette）

オピニオンリーダー（1999年5月4日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「専門的意見を言うリーダー（カリスマ的存在を表わす言葉）」。毛色は鹿毛。種牡馬のKayrawan（当時7歳）と交配したCarteretteが8歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、地方20戦10勝2着2回。2003年のノベンバー特別に勝利した他、2004年のフリーダムカップ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額2,500万円（5万×500口）で一口馬主が募集された。

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

10月13日、デビュー戦は山本康志騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は524kg。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に敗れた。

4歳（2003年）

3月22日、約5か月半の休み明けで迎えた2戦目は、福元弘二騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサンメイトクに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月19日、中3週で迎えた3戦目は、一般C4（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で福元弘二騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のモンタンベールに4馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

5月10日、中2週で迎えた4戦目は、春風特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福元弘二騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のオンワードクウガに9馬身の差をつけて勝利をモノにする

5月25日、中1週で迎えた5戦目は、若葉特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で福元弘二騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオンワードクウガに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月21日、中3週で迎えた6戦目は、百合特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で福元弘二騎手（4戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のローランカテドナルに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

8月23日、中8週で迎えた7戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、ゴールドサドル賞（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のホシノトリニータをクビ差制して獅子奮迅の6連勝を決めた。

9月22日、中3週で迎えた8戦目は、セプテンバー特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は福元弘二騎手（5戦5勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた9戦目は、少林山特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で福元弘二騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のブラボーオペラに7馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月2日、中2週で迎えた10戦目は、フリーダムカップ（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福元弘二騎手（7戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のローランカテドナルに4馬身の差をつけて8勝目を手中に収めた。

11月24日、中2週で迎えた11戦目は、ノベンバー特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で福元弘二騎手（8戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のナリタアイランドに4馬身の差をつけて制した。

5歳（2004年）

1月18日、中7週で迎えた12戦目は、佐川久芳騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の新春杯（高崎ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた13戦目は、こうずけ特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は福元弘二騎手（9戦8勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月5日、中2週で迎えた14戦目は、アクアマリン特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福元弘二騎手（10戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた15戦目は、地方重賞の開設記念（高崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福元弘二騎手（11戦8勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、赤城山特別（高崎ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で福元弘二騎手（12戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったアッパレイモンから2馬身半差の2着に敗北した。

7月25日、中4週で迎えた17戦目は、マティーニ特別（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフォーバイフォーに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月29日、中4週で迎えた18戦目は、聖石賞（高崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は福元弘二騎手（13戦8勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた19戦目は、地方重賞のフリーダムカップ（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福元弘二騎手（14戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイアンダッシュからアタマ差の2着に甘んじた。

10月15日、中4週で迎えた20戦目は、焼餃子特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で福元弘二騎手（15戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた21戦目は、地方重賞のコンフィデンスカップ（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（2戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。