カムイダケ（1989年生、母セイルオン）

経歴

デビュー前

2歳（1991年）

6月9日、デビュー戦は田原成貴騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

6月16日、連闘で迎えた2戦目は、岡潤一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（札幌芝1000m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた3戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（札幌芝1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、ウエスタンサザレに交わされて1馬身半差の2着となった。

7月20日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のエベリンに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月12日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定3歳500万下のりんどう賞（京都芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で村山明騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後はバテてしまい10着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳500万下の白菊賞（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村山明騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

3歳（1992年）

4月26日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、4歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で村山明騎手（4戦1勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下（京都芝1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で村山明騎手（5戦1勝）。18頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

6月13日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で村山明騎手（6戦1勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

6月28日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で村山明騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のエベリンに1馬身3/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月12日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上900万下の摩周湖特別（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で村山明騎手（8戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下のアカシヤステークス（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で村山明騎手（9戦2勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた13戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下の飯豊特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

9月13日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた14戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の蓬莱峡特別（阪神芝1600m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は村山明騎手（10戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

10月4日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた15戦目は、松永昌博騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の甲東特別（阪神芝1400m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

10月18日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた16戦目は、4歳以上900万下の山中湖特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は村山明騎手（11戦2勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて9着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上900万下（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（12戦2勝）。18頭立ての17番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいいところがなく17着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の衣笠特別（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村山明騎手（13戦2勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

12月26日、中3週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で村山明騎手（14戦2勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1993年）

1月9日、中1週で迎えた20戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で村山明騎手（15戦2勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月12日、約5か月の休み明けで迎えた21戦目は、斉藤博美騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝1500m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

6月26日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤博美騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下の礼文特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤博美騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤博美騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

8月1日、連闘で迎えた25戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤博美騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

10月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた26戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で斉藤博美騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったソヨカゼに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月30日、中1週で迎えた27戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で斉藤博美騎手（6戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた28戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で斉藤博美騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた29戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で斉藤博美騎手（8戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で斉藤博美騎手（9戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったクロスオーシャンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

12月25日、中1週で迎えた31戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で斉藤博美騎手（10戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5歳（1994年）

1月5日、中1週で迎えた32戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は村山明騎手（16戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたジングウタカオー決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

1月29日、中2週で迎えた33戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は斉藤博美騎手（11戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったタイシャイニングに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

2月13日、中1週で迎えた34戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤博美騎手（12戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

4月17日、中8週で迎えた35戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤博美騎手（13戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず10着に敗れた。

5月8日、中2週で迎えた36戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤博美騎手（14戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマルフレンドをクビ差振り切って久しぶりに白星を挙げた。

5月21日、中1週で迎えた37戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤博美騎手（15戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリと前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のエビスマイをクビ差振り切って4勝目をゲットした。

6月12日、中2週で迎えた38戦目は、5歳以上900万下の鷹取特別（阪神ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で斉藤博美騎手（16戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヤマニンアルファーにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

7月2日、中2週で迎えた39戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で斉藤博美騎手（17戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上900万下の雲仙特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で斉藤博美騎手（18戦2勝）。17頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

8月13日、中3週で迎えた41戦目は、4歳以上900万下の渡島特別（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で斉藤博美騎手（19戦2勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上900万下の洞爺湖特別（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で斉藤博美騎手（20戦2勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた43戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の大沼ステークス（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で斉藤博美騎手（21戦2勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったテンユーテンサンにねじ伏せられて3/4馬身差の2着となった。

9月24日、中1週で迎えた44戦目は、4歳以上900万下のSTV杯（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で斉藤博美騎手（22戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。