ジャイアントスワン（1999年生、母Wonformara）

ジャイアントスワン（1999年4月30日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。馬名の意味は「大きい＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のEastern Echo（当時11歳）と交配したWonformaraが12歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、地方26戦9勝2着4回。主な勝ち鞍は2003年の上山あららぎライオンズクラブ賞(一般C2イ)。

経歴

デビュー前

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

8月25日、デビュー戦は中谷雄太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい8着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた2戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の花菖蒲特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月5日、中5週で迎えた3戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の志田朗唯チャレンジカップ（上山ダート1250m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月19日、中1週で迎えた4戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、3歳C5（上山ダート1250m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C5（上山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったショウナンマニックからアタマ差の2着に甘んじた。

4歳（2003年）

4月15日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、一般C6イ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月21日、連闘で迎えた7戦目は、一般C6ロ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のドゥーワンズベストに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月5日、中1週で迎えた8戦目は、ケメコメモリアル保田記念（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったピロットから1馬身差の2着に敗北した。

5月20日、中1週で迎えた9戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、山寺特別（上山ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着を確保した。

6月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般C6ニ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のウインレディーに2馬身半の差をつけて2勝目を収める

6月15日、中1週で迎えた11戦目は、一般C5ロ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンダイマジンに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月29日、中1週で迎えた12戦目は、斎藤幸花1歳誕生日&両親結婚2周年記念（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は小国博行騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカミノヤマヒメに3馬身の差をつけて優勝

7月15日、中1週で迎えた13戦目は、青葉城特別（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月22日、連闘で迎えた14戦目は、一般C4ハ（上山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（4戦3勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンダイマジンをハナ差制して制した。

7月29日、連闘で迎えた15戦目は、一般C4イ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（5戦4勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のハイフレンドパンチに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月16日、中2週で迎えた16戦目は、白鷺特別（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（6戦5勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた17戦目は、たかともワンダーファーム賞（上山ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（7戦5勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンダイマジンをアタマ差制して7勝目を手中に収めた。

9月22日、中2週で迎えた18戦目は、NON STOP!のの記念（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手（8戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のワタリカガヤキをハナ差制して先頭ゴールを果たした。

10月7日、中1週で迎えた19戦目は、上山あららぎライオンズクラブ賞（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で長橋秀樹騎手（9戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のウエノマルマリアに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月19日、中1週で迎えた20戦目は、不肖小山内進協賛競馬ぬいぐるみ争奪杯（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で長橋秀樹騎手（10戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた21戦目は、洋食の店イビサ25周年記念（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で長橋秀樹騎手（11戦8勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったハイフレンドパンチから半馬身差の2着に敗北した。

11月27日、中2週で迎えた22戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、合山特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

12月23日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ワンサイディドラブに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

5歳（2004年）

1月13日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上B3-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた25戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って12着に終わった。

2月24日、中3週で迎えた26戦目は、4歳以上C1-2（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

12月31日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から31kg減らして迎えた27戦目は、成清幸紀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。